今年も早いもので残すもあと一日。
例によって今年も『K'conf 総集編』と題して、今年取り上げたエントリーの中からいくつかをピックアップしてみました。
『Harmogram』はアーティスティックで実験的なUIデザインが印象的なミュージックサイト。
さまざまな音楽系ブログで公開されている旬なトラックを集めてそれをラジオのように連続再生していきます。
『sloth-drawin'』はナマケモノで文字や図が描けるサイト。
シュールな表現手段によるアートな落書きサイトです。
サンフランシスコで活動するパシフィック・チャンバー交響楽団の協力のもと、大手デジタルエージェンシーAKQAが制作した『Mobile Orchestra』はモバイル端末の中で演奏する一人の楽器奏者をたくさん集めてクリスマスソングの定番「Carol of the Bells」を合奏しようというもので、ブラウザの同期機能を活用しユーザーが疑似体験できる形で公開されています。
『Gemicon』200種類以上からなるWebアイコンのセット。
サイズは16x16, 32x32, 64x64の3種類で、PSDとPNGの画像形式でフリーにて利用できます。
ドイツで3Dアートなどを手がけるデザイナーRalf Holleisさんが最近行なったプロジェクトは、自前の3Dプリンターを使ってクリスマスのクッキーを作るというもの。
実にくだらないですが、こういうユーモア好きですねぇ。
『Weavly』はYouTubeの動画やSoundCloudの音声などを自由にリミックスしてオリジナルのビデオコンテンツが作成できるサイト。
ビデオ制作のための本格的なエディタとは違い、簡単操作で手軽に既存のコンテンツをマッシュアップして楽しむことを目的としたサービスです。
世界記録でお馴染みのギネスが選んだ今年を物語る記録を集めたマッシュアップビデオ。
“Most watched video online”として登録されたPSYの『Gangnam Style』はここでも強いですね。
なお、登場する各世界記録はこちらから。
誕生以来『ヒト』という生き物が犯してきた数々の所業をブラックユーモアたっぷりに風刺したショートアニメ。
万物の長として他の動物を無闇に殺し、我が物同然に自然を破壊し尽くして残った物は廃棄物の山。
見ていてほとほとヒトであることがいやになる、そんな作品です。
スケボーに乗って愛犬パグとのお散歩の様子をストップモーションムービーでコミカルに見せる動画作品。
パグがいい味を出していて、以前YouTubeで人気を博したスケボー犬や人間スケボーを思い出させる動画です。
フランスのイラストレーターChristophe Louisさんが描くのは一筆書きによる様々な人物イラストのシリーズ。
所々線幅に強弱を付けながら陰影を表現し、少ない線で特徴をしっかりとらえているところが見事な作品です。
ゼンマイ仕掛けで動いているような奇妙な世界に住む青年スタンリー。
家に引きこもって外に出ない彼だったが、窓の外から見える可愛い娘が気になり様子を見に行くことに...
古代マヤ文明の予言によれば明日21日に人類は滅亡するとのことで、一部では何かと騒いでいる模様ですが、そんな中現れたのがこちらの『Off World Backup』というサービス。
人類滅亡に備えてあなたの大切なデータのバックアップを保存しておいてくれるというストレージサービスです。
昨年に引き続き今年もリリースされたDJ Earwormによる今年2012年全米のミュージックシーンを賑わせたアーティストたちのナンバーによるマッシュアップソング。
昨年同様に非常にクオリティーの高い作品に仕上がっています。
とある研究所の2人の研究員が物体の移動速度を速くしたり遅くしたりする装置の開発に成功する。
そこにこれを兵器として悪用しようともくろむ者からの刺客が彼らを襲う。
相棒の1人は撃たれ瀕死の中、装置を使いこなし反撃に出る男。
辛くも所内から出ることに成功した2人だったが、撃たれた相棒は病院に着くまで持ちそうもない。
そこでまだ生体に対しては実験段階ながらも、ひとつの方法にかけてみるべく男は再び所内へ戻っていく...
『Yuleplay』はいろいろなジャンルの音楽の中からクリスマスにちなんだ曲で構成されるさまざまなプレイリストを提供しているサイト。
いろいろなテーマやジャンルから選んでクリスマスシーズンにぴったりのクリスマスソングをたっぷりと視聴することができます。
韓国の大手インスタント麺メーカーPalDoが映画俳優リュ・スンリョンを起用して制作した『ナムジャ(男子)ラーメン』のCMがこちら。
本物の男のための辛口ラーメンをアピールする内容で、ネギの切り方、卵の割り方、そして食べ方に至るま徹底して男らしさを追求したばかばかしさが笑える作品です。
『iBeam.it』は様々なストレージサービスやソーシャルメディアに対応した共有フォルダが簡単に作成できるサイト。
通常のストレージなどでは同じユーサー同士であれば共有フォルダを作って自分のファイルを共有相手にシームレスに受け渡すことができますが、相手が別のストレージサービスを使っている場合などではそうはいかず、ファイルの共有リンクを作って相手にそれをダウンロードして貰うほかありません。
ロンドンで活躍するアーティストJaroslav Wieczorkiewicz氏の考案した技法で制作される『Liquid』は高速シャッターで撮られる液体の造形をドレスに見立てたアーティスティックな写真のシリーズ。
液体の滑らかさと水しぶきの感じが写真にダイナミックな躍動感を与えています。
『Kippt』はお気に入りのWebサイトや気になったページのリンクを保存しておくオンラインブックマーク。
シンプルで使いやすいインターフェースと、さまざまな外部サービスと連携してリンクの同期が可能なところが特徴のサービスです。
『Colorhits』は指定した色と同系色の色調を持つアートワークから音楽アルバムを検索する、ちょっと変わった音楽検索サイト。
3つまでの色を選択して音楽のジャンルを指定すると検索結果が表示されます。
『Strum』は普通の動画をミュージックビデオ風の動画に自動的に加工してくれるiPhoneアプリ。
独自に開発されたオーディオフィルターがマッチする曲を自動的に作って動画にプラスしてくれます。
ニューヨークのとある道端に捨てられた一台のピアノと、そのまわりで繰り広げられるドラマを一つの視点で淡々と撮り続けたドキュメンタリー仕立ての作品。
面白がって遊ぶ子供や興味深そうに見るホームレス、そしてしげしげとピアノを確認したのち何かを決断したかのように帰って行くカップルたちと、さまざまな人間模様が映し出されます。
欧米ではヤドリギ(Mistletoe)の下でキスをすると幸せになるという古くからの言い伝えから、クリスマスシーズンにヤドリギの下にいる女性にはキスをしてよいという風習があるそうです。
そこで現代の世では行なわれていないこの古い習慣を再現すべく行なわれたのがこちらの企画。
Web開発者向けの情報サイトSitePointがクリスマス企画として公開している『The Story of Christmas (in CSS)』はCSSを使ったアニメーションで見せるインタラクティブな絵本。
右にスライドさせながらクリスマスまでの物語を楽しく見ていくことができます。
『Useless CSS3 Generator』はGUIでさまざまなCSS3のコードを作成できるジェネレーター。
実際の結果をプレビューしながらスライダーを使ってすべてを設定していくことができます。
先日Twitterに追加されたという写真フィルター。どんなものかと思ったらAviaryをそのまま使った素人くさいアプローチで正直拍子抜けしてしまいましたが、それはさておき、InstagramとTwitterのフィルター対決ということで両者の比較画像が公開されていました。
主に今年2012年にリリースされたフリーフォントをピックアップ。
今年もフリーながらクオリティの高いフォントが沢山リリースされており、Webフォントで利用できるフォントも多く見かけるのが最近の特徴でしょうか。
Zeitgeistは毎年Googleが発表している検索ワードの年間ランキングで、今年2012版『Zeitgeist 2012』が先日公開されました。
記憶に新しいものからすでに忘れかけているものまで今年もいろいろありました。
『Christmas Gifs』はクリスマスにちなんだクリエイティブなアニメーションGIFのコレクション。
“クリスマスギフト”をもじったサイト名からも分かるように、お友達にGIFの贈り物をしようというユーモアのあるサイトです。
欧米では12月に入るとクリスマスの日をゴールにして一日一つ開けていく「Advent Calendar」というカレンダーを飾る習慣があり、Web上でもそれにちなんだ様々な企画が催されているのをよく見かけます。
昨年はこんなサイトを紹介しましたが、今年も目に付いたサイトがいくつかあったのでご紹介してみます。
Twitterでは明日から大きなヘッダー画像を採用した新しいプロフィール画面に全面移行するとか...
そこで、ちょうどこの時期を盛り上げるクリスマス向きのTwitterのヘッダー画像をピックアップ。
あなたのTwitterもホリデーシーズン用に飾ってみてはいかがでしょうか。
先日NASA(下のビデオ)によって公開された地球の夜景の様子を収めた画像データを元にしてGoogleが制作したマップレイヤーがこちらの『Earth at Night 2012』。
『BEASTMODE.FM』はWeb上の様々なミュージックブログ内で公開されている音楽コンテンツを収集しそれらをランダムに提供している音楽サイト。
以前紹介したexfmやShuffler.fmと同様に提携のある多くの音楽系ブログからアクティブなトラックを集めて構成される選曲は、従来のラジオとは普通とは一味違ったもので新たな音楽の発見を狙ったサービスです。
先日よりInstagramがTwitter上での画像プレビュー機能を無効にしたため、今後TwitterのTLでInstagram画像が見られなくなったという話題がニュースで大きく取り上げられている中、早速この問題の回避策となるツールが公開されています。
コロコロに肥満化した野生動物が生きるサファリの様子をコミカルに描いたショートアニメ。
こちらは来年ドイツ・シュトゥットガルトで開催予定のアニメーションやゲームのイベント『FMX2013』のプロモーションのために制作された作品です。
先日韓国で行なわれていた光州ビエンナーレ2012という博覧会で披露されたアーティストKim Beom氏のパフォーマンスアート『Yellow Scream』がこちら。
「アーーー!」という叫び声を黄色の絵の具で塗り込めていくという作品です。
『#DRAWaTWEET』は描いたドット絵をツイートとしてTwitterに投稿できるサイト。
画像として投稿するのではなくアスキーアートのように文字を絵として扱うことで、そのままツイート欄に載せられるのが特徴です。
『Demiba』は指定したアーティスト中心のミュージックビデオが気軽に楽しめる音楽サイト。
お気に入りのアーティストの楽曲だけを限定的に、或いはそのアーティストに関連したアーティストを中心にラジオのような感覚で視聴することができます。
PSYの『GANGNAM STYLE』にワムの『Last Christmas』をミックスしたパロディビデオ。
GANGNAM STYLEのパロディは正直もうウンザリってとこですが、これは久々のヒットでツボにはまりました。
おばあちゃんの寝ている間に入れ歯にこっそりとイタズラをする孫。
それとも知らずに起きてきたおばあちゃんに悲劇が...
画像形式の一つである『GIF』をテーマにして作られたクレイアニメーション。
ユーモアを交えながらGIFの歴史とその特徴を描いた楽しい作品です。
『Flip Headphones』はヘッドホンにスピーカーを一体化させたというコンセプトのプロダクトデザイン。
取り付けられたスイッチを切り替えることでスピーカーにヘッドホンからスピーカーに変身するというシロモノです。
ロゴストックはステキなデザインのロゴマークを集めて紹介しているロゴ専門のポータルサイト。
こちらでは毎年その年のベストロゴを発表しており、現在『ロゴデザイン大賞2012』として今年一番いいと感じたロゴはどれか一般募集しているとのこと。
『Tunebow』は軽快なイージーリスニング系の音楽を聴かしてくれるデザインもスタイリッシュなWebラジオ。
アクセスして『PLAY』ボタンをクリックして聴く、ただそれだけというシンプルなコンセプトが洗練されたデザインと相まって品の良さを醸し出しています。
ロシアの写真家Stanislav Aristovさんの作品『Спички』はマッチの炎や煙から作られるさまざまな造形をとらえたアートな写真シリーズ。
以前取り上げた『Splashes』とは対照的ですが、一瞬をとらえた瞬間の芸術作品という意味では共通するところがあります。
『purl.ly』は通常のリンクをより恒久性の高いリンクに変えてくれるリダイレクトサービスの一種。
もしもリンク先が移動された場合には自動的にリンク先を変更し、リンク先が削除された場合にはキャッシュしてあるページを返すというものです。
『Salon.io』はドラッグ&ドロップベースでまったく自由なレイアウトのWebページを簡単に作成することができるサービス。
現在ベータ版として公開されているこちらは、主にデザイン指向の高いユーザー層をターゲットにモダンでアーティスティックなWebページが作成可能な最新鋭のWebページビルダーです。
フランスのアーティストBenoit Jammesさんの作品は古いカセットテープを使って作ったさまざまなポップアート。
ポップでクリエイティブな中に懐かしさを感じさせる作品です。
『The Beat』はInstagramで投稿された画像に付いている位置情報を元にGoogleストリートビューを参照するマッシュアップサイト。
Instagram画像とマップを組み合わせたマッシュアップサイトはこれまでもいくつか紹介しましたが、ストリートビューと組み合わせたというところが新しいところでしょうか。
チャップリンの映画で有名な『独裁者』のシーンを元に、役者のセリフに曲を付けて一つの楽曲に仕上げたもの。
作者のmelodysheepはこれまでも同様のリミックス作品を数多くリリースしていますすが今回の作品は特に出来がよく、あたかもチャップリンがミュージックビデオの中で歌っているかのような仕上がりです。
クリエイティブで遊び心のあるグッズを製作しているSkrekkøgleが作った作品は、コルクの栓を開け閉めすることでスイッチが切り替わるというラジオ。
世の中のあらゆることがハイテクな方向に進む中、それとは真逆にとことんアナログを突き詰める発想が何とも楽しい逸品です。
『Eumakh』はK-POPのミュージックビデオをメインコンテンツとして楽しめる新しい音楽サイト。
今旬なK-POPのビデオをピックアップし次から次へと再生していってくれる、K-POPファンには堪らないK-POPファンためのサイトです。