サンフランシスコで活動するパシフィック・チャンバー交響楽団の協力のもと、大手デジタルエージェンシーAKQAが制作した『Mobile Orchestra』はモバイル端末の中で演奏する一人の楽器奏者をたくさん集めてクリスマスソングの定番「Carol of the Bells」を合奏しようというもので、ブラウザの同期機能を活用しユーザーが疑似体験できる形で公開されています。
どういうものかというと、まず指揮者となるリーダー役の人がトップページにアクセスして『Experience it with friends』をクリックして進むと共有URLが表示されるのでそれを複数の仲間に伝えます。
仲間たちがそのURLにアクセスすると何らかの楽器が割り当てられるので『Join』をクリックすると待機状態に移ります。
一方、リーダー役の指揮者の画面にはそのURLにアクセスしてきて『Join』をクリックした人数がカウントされていくので、適当な人数が集まったところで『Start』をクリックすると、参加しているユーザーそれぞれのブラウザが同期して全員で演奏を開始するというものです。
注意点としては、遠くで離れた仲間同士で行なってもそれぞれの人が何をやっているのか分からないのであまり意味がなく、また、ある程度の人数を集めないとまともな曲になりません。
なので、シチュエーション的にはオフィスや教室など、同じ空間にいるたくさんの仲間にURLを送ってみんなで大合奏してみると面白いのではないでしょうか。
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