2013 . 06 . 12
Googleリーダーのサービス終了が迫る中、代りのものを求めるユーザーの獲得を目指し新しいRSSリーダーの開発が各所で行なわれています。
今回はこのようなユーザーの移転先となるべく開発が進められているような新鋭のRSSリーダーをいくつか取り上げてみます。
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ここで取り上げる対象は、プライベートな利用を前提として個々のフィードを閲覧する従来型の“いわゆるRSSリーダー”とし、最近のキュレーション機能を前面に出したニュースリーダーのようなものは対象にしていません。
(モバイル対応か否かも考慮していません)
最低条件として基本的にフリーで複数フィードのインポートができるものとしています。
量が多いので詳細なレビューは省略し、以下それぞれのポイントのみ箇条書きに記載しておきます。
InoReader
- 典型的なRSSリーダーでGoogleリーダーに近いデザイン
- 軽くて読み込みの速い印象
- 機能が充実しておりGoogleリーダーの主要な機能はほぼ実装済み
- 今回取り上げる中では一番の完成度
Curata Reader
- 清潔感のあるデザインで造りがやや異色
- フィードの移動はD&Dで可能
- フィード/フォルダのそれぞれに表示スタイルと、指定語句を「含む/含まない」アイテムのフィルター設定が最大の特徴
Yoleo
- シンプルで美しいデザイン
- フィード/記事/ヘッドラインの縦3ベイン構成
- Googleリーダーから直接インポート可能
Reedah
- Googleリーダーから直接インポート可能
- フィードやフォルダの管理は左側リストボタンの設定から
- 現段階ではGoogleリーダーの発展途上版といった印象
fluxreader
EldonReader
- 「Import Google Reader」ボタンからフィードの一発インポートが可能
- フィードアイテムは拡張表示(概要表示)が基本
- フィード/フォルダ管理は「Add New Content」下の小さいアイコンをクリックし各フィード/フォルダ横のアイコンをD&Dで行なう
SyndiFeed
- グリッド表示とリスト表示の選択可
- 「Groups」によるカテゴリー分け
- Instapaperとの連携あり
FeedRebel.com
- フィード/ヘッドライン/記事の縦3ベイン構成
- 記事欄の「Web Version」タブではフレームによってリンク先のページを丸ごと表示
- 日本語に不具合あり?(報告済み)
NuesByte
- 個性的なデザイン
- 「User Setting → Display Size」で3つのタイプの表示スタイルが設定可能
- 購読フィードやフォルダの管理は「RSS」タブから
Hive
- モダンで視認性の高いデザイン
- Googleリーダーから直接インポート可能
- 現在ベータテスト中にてキーをリクエストのこと
さて、今回は前回の第2弾ということで、すでに各所で取り上げられているようなメジャーなRSSリーダーではないものにスポットを当てて紹介してみました。
ほとんどが現在開発途中のもので、正直まだまだのこれからというレベルのものもあるかと思いますが、興味のある方は参考にしていただければと思います。