Snip.itは興味のある事柄についてのコレクションを作成できるWebスクラップサービス。
最近話何かと題の多いサービスPinterestを踏襲したようなデザインで、従来からあるようなスクラップ的な収集機能に加え、ユーザーの好みに合ったストリームを集めるキュレーターのような要素が特徴のサービスです。
現在はベータ版ということもあり、ログインはFacebook経由のみとなっています。
Facebookから認証許可をしてログインすると、初期設定の画面が現れます。
あとから自由に変更が可能ですが、先ずはStep2で自分の興味のあるジャンルと言語を指定して追加していくとよいでしょう。
するとそれらに関連したユーザーが自動的にピックアップされるので適宜選択してフォローしましょう。
Step3では後述Webスクラップ用のブックマークレットが表示されるのでツールバーにでもドラッグしておきます。
トップページから『Featured』タブではカテゴリ分けされた最新のストリームが表示され『My Subscriptions』タブではあなたがフォローしているユーザーのストリームがそれぞれ表示されます。
グリッド状に表示されるそれぞれのストリームをクリックすると該当のページが上部にツールバーの付いた状態でフレーム内表示され、ツールバーからページをどんどん切り替えて閲覧していくことができます。
これらのストリームの中から興味あるものを『Resnip』をクリックしてコレクションしていくというのが基本的な使い方で、ポップアップウィンドウより適当にコレクションを選択して追加していきます。
(この際TwitterやFacebookでシェアすることも可能です。)
サイトの外では先のブックマークレットを使用して気になったページなどを同じように追加していけます。
このように収集されたWebページのコレクションは右上のFacebookユーザーアイコンをクリックするとダッシュボードが開くので、ここから集めたコレクション・購読しているストリーム・フォローしているユーザーなどの管理が可能です。
また、ブックマークレット以外にもおもしろいAPIが用意されていて、これは主にモバイルからの投稿を目的にしたものですが、以下のような感じでサービス側にメール送信するとコレクションに自暴追加できるというもの。
(固有の送信アドレスその他詳細はこちらを参照のこと)
もう一つは『snip.it/』にスクラップするページのURLをつなげてアクセスすることで追加できるというもので、以下のようなページに移ってそこからコレクションに追加できます。
さて、こんな感じで集められてきたコレクションを材料に嗜好を共有しあいながら、自分が求める情報を発掘しているというのがこのサービスの趣旨といえます。
昨今、Pinterestの派生サービスが後を絶ちませんが、Pinterestが画像共有を目的としたものなら、こちらはWebページ共有と言ったところでしょうか。