『TweetMonk』はTwitterストリームを情報源にしたモダンでシンプルなソーシャルリーダー。
自分のTwitterアカウントのタイムラインに含まれるリンクから記事を取得した上、ページ内の本文テキストや画像以外の不要な部分を取り除いたクリーンな状態で表示してくれるというものです。
使用はTwitterでログインするだけで、最近のタイムラインが左に表示されるのでそれをクリックすると本文が表示されます。
気になる記事は「Read later」に回したり、「Save to Pocket」でPocketに送ったりすることができます。
また、「Read later」をクリックした記事は「To read」カテゴリーに送られ、そこからそれらの記事をKindleに送ることも可能です。
(その際には、あらかじめ初期設定で自分のKindleのアドレスを入力して、Kindle側にも承認済みメールアドレスとして「kindle@tweetmonk.com」を設定しておく必要があります)
さて、少し前にもTwitterをソースにしたニュースリーダーとして『tweewer』というのを紹介しましたが、こちらはTwitterのリストを情報元としていたのに対し今回のTweetMonkは自分のタイムラインが対象というのがまず異なるところです。
そして、前者が記事のページそのものをフレームを使って丸ごとプレビューするのに対し、後者は必要な部分だけ抜き出して加工した状態で閲覧させるというのが大きな違いです。
ところで、今時のサービスの割りにレスポンシブデザインでないところを見ると、もっぱらPCでの一次的な情報集めのツールとしての利用を想定しており、そこからPocketやKindleなどのモバイルデバイスに送ることをコンセプトにしているようで、そのような利用を考えているユーザーにはシンプルでいいサービスだと思います。