Bingの検索ページが最近リニューアルされたようです。
特に動画と画像の検索ページは実にイイ感じにリファインされているのでご紹介します。
まずは、以前左サイドにあった各種メニューが上段横置きになりました。
(この辺はGoogleの真似ともいえますが)
右サイドには大きく関連キーワードが並びます。
そして最も特筆すべきは動画検索ページです。
画像検索のインターフェースを共通化し、各コンテンツをクリックするとその場で再生可能なプレイリストのようなページが表示されるようになったところが今回のリファインの目玉と言えます。
4年前のレビューではインターフェースはリッチなもののレスポンスのトロさゆえに「使える」検索エンジンという印象が薄かった記憶がありますが、現在ではその辺のレスポンスも上々で、インターフェース面だけで見るならば画像検索に関しては現状Googleのそれと大差ありませんが、動画検索に関してはBingの方が一歩勝っている感じがします。
(無論、インデックス量の差があるので両者の優劣はこれだけでは計れませんが)
また、米国版ではさらに一歩進んだインターフェースになっており、Web検索では包括的な情報コンテンツの見出しが付いたり、画像と動画検索では関連キーワードが上部に移動したりという形になっており、これらもそのうち日本版に移植されるのではないかと思います。
ところでデザイン面でちょっと面白いのが、ページの上端に見える変なライン。
これはトップページのリンクで、ページ上に使われている日替わりの画像がちょっとだけ顔を覗かせているという、ほとんど気付かない程度に仕掛けた通好みの粋なデザインです。
デザインにこういう遊び心をするようになったところをなど最近のMSも相当変わったもんだなぁと感じます。