使いやすい操作パネルで簡単ドローイングが可能なSVGエディタ『Method Draw』
『Method Draw』はシンプルで操作性の高いオンラインのSVGエディタ。
サッと起動して直感的な操作でオブジェクトのドローイング、そして出来上がったらそのまま保存と取説不要のシンプルなつくりが特徴のエディタです。
シンプルと言っても押さえるところはキチンと押さえていて、Illustratorのようなドローソフトを簡略化しモダンなUIで実装したといったところです。
編集画面は上部にメインメニュー、左側にツールパネル、右側に編集パネル、下部にカラーパレットがそれぞれ並んでいます。
ここで非常に使い勝手のいいのが編集パネル上のあるそれぞれの値の指定方法で、マス上をドラッグして上下させたりホイールを回したりすることで値を変更できることで、これによってほとんどマウスから手を離すことなく快適に作業ができます。
また、シェイプオブジェクトにはあらかじめ多くのシェイプが登録されています。
（シェイプオブジェクトの呼び出しはクリック長押し）
作成したファイルは「Save image」をクリックすると新しいウィンドウが開き画像が出力されるので、それをそのまま「○○○.svg」のように適当な名前と拡張子を付けて保存すればいいだけです。
また「Export as PNG」ではPNG形式で出力することもできます。
さて、それほど多機能ではないこともあり、某かのドローソフトを使った経験のある方ならまず操作に迷うこともなく簡単に使うことができるかと思います。
画像エディタの分野ではベクター画像の編集ツールはビットマップ画像のそれに比べると非常に少なく、しかもオンラインで使えるまともなものとなるとほとんど選択肢がないことを考えると、こちらのエディタは中々貴重な存在です。
最近ではSVG形式の画像が扱えるブラウザも増えていることから、Webページに使うアイコンなどスケーラブルなSVGに移行する動きも見られる中、今後こういったエディタの需要も増えてくるのではないかと思います。
Method Draw
