2009 . 07 . 21

先日、次期Firefoxのバージョンで変更される予定のデザイン案が一般に公開されました。

ツールバーからメニューが取り払われ、画像のようにいくつかのボタンに集約されるようです。

また、上のような具体的なところまでは達してないものの、Firefox4.0のデザイン構想もいろいろと検討されているようです。

Firefox4.0では、さらにステータスバーやブックマークバーが取り払われ、ロケーションバーと検索バーが統合され、ロケーションバーにプログレスバーが埋め込まれ、タブの位置が最上部に移動されるといった具合です。

まったく「Chromeのパクリ」としかいいようがありませんが、そもそもオープンソースによって複数の開発者が寄って集って開発している環境では、パクリだの何だのという後ろめたさは全くないのでしょう。

いままでも他のブラウザの特徴的な機能を貪欲に吸収し、それが有効な機能やデザインであるならば何の抵抗もなく取り入れる、というのがFirefoxのなのではないかと思います。（そもそもポリシーはあるのか？）

ただ、Chromeを意識したかどうかは別として、シンプルな方向で仕上げていこうとしたら、こうなってしまったというのが正直なとこだったりもするのではないでしょうか。

それを考えると、Chromeはいかに先見性のあるデザインかということを裏付けていると思います。

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