簡易なオンラインのアイコンエディターというものは、これまでもいくつか紹介してきましたが、今回紹介するiconfuは専用ソフトに匹敵あるいはそれ以上の性能をもったアイコン専用のエディターです。
操作的にやや独特な部分はあるものの、構成的にはほとんど一般の画像ソフトと同様になっています。
ザッと機能の説明をすると、まず、中央(6)の編集画面、左に(3,4,5)と編集ツールアイコンが並びます。
(2)は編集履歴で繰り返しやり直しが可能です。下(7)にはカラーパレット、右(8)にはカラーチャンネルとそれぞれのレベルの編集画面です。
新規作成では、(1)既存のアイコンをアップロードしてライブラリあるいは上メニューのライブラリからフリーアイコンをインポートして、そこから編集にまわすことが可能です。
(3)の「Tools」は画像ソフト同様に鉛筆ツールや消しゴムツールなどを選ぶパレットで、ここからツールを選択して描画していきます。
(4)の「Drawing」は画像をペーストする際、既存の画像にどういう状態で加えるかというもので、前に重ねる、後ろに重ねる、重なった部分を切り取るなどなど、いろいろなモードが用意されています。これらはドローイングソフトでよくある機能です。
(5)の「Actions」では消去、コピーという基本的な編集コマンドから、エフェクトの類いまでいろいろな機能が用意されています。
そして、編集後は(3)上のプレビュー画面横のリンクから、PNG、GIF、ICOのそれぞれのフォーマットでダウンロードすることができます。
非常に高機能のため、専用ソフトのようにある程度使い方に慣れる必要があるぐらいですが、ウェブでこのぐらいのレベルのサービスがあるのは嬉しいです。