2014 . 05 . 05

タップでストーリーを展開していく紙芝居風のスライドサービス『Tapestry』

Tapestry』はタップすることでテキストや画像を順次見せていくスライドショーの一種。

ストーリー仕立てのコンテンツをタップしながら次のコマへと進めていく紙芝居のようなところが特徴のサービスです。


先ずは下に貼り付けた例を試してもらうとお判りと思いますが、タップ(クリック)するごとにテキストや画像が展開されるという仕組みで、画像にはアニメーションGIFも使えます。

このほかギャラリーにはさまざまに創意工夫を凝らして作成されたコンテンツがいろいろと公開されているのでそちらを覗いてみても参考になるでしょう。


スライドの作成はWebでも行なえ専用のエディタが用意されています。

上の例のようなスライドを作成する基本のエディタ[Original Editor]は1コマづつテキストや画像を指定していく、特に説明不要で簡単に使えるエディタとなっています。

このほか、[Gifsticle]は下のようにアニメGIFとテキストを1対1の形で展開していくスライドのためのエディタ。

[HieroGiphy]は下のように文章のフレーズ単位でGIFを展開していくスライドのためのエディタで、上同様アニメGIFはネット上から取得できるようになっています。

[TapTXT]は下のようにメールアプリのような吹き出しでメッセージや画像を展開するというスライドのためのエディタです。

こうして作成したスライドは同サイトでシェアできるほか、埋め込みとしてブログなどに自由に貼り付けて公開することができます。


ここで用意されているエディタはどれも基本的にコマを割り当てるだけのシンプルなものなので、動きのあるクリエイティブなコンテンツを作るには挿入するアニメーションGIFが一つの鍵となりそうですが、以前紹介した『GIFPaint』などはそんなGIF製作に特化したジェネレーターで、これと組み合わせて利用すれば便利かと思います。


さて、先にも言及したとおりサービスそのものは簡易なスライド制作サービスに他なりませんが、タップ操作でストーリーを展開していくという切り口が一つの売りで、アニメーションGIFなどをふんだんに取り込んだコンテンツ制作という点でも今っぽさを感じさせる旬なサービスといえます。