『ReKognition API』は指定画像の内容を認識/判断し、その画像が何であるかを自動検出するテクノロジーを用いた統合的なWebサービスAPI。
PHP, iOS, Androidなど各種SKDとしても提供されており様々なプロジェクトやアプリ開発で利用することができます。
先ずはデモが用意されているのでそちらを見てもらうと分りますが、画像認識のタイプとしては大まかに画像の内容物を検出する「オブジェクト認識」と人間の顔を検出する「顔認識」の2種類があります。
「オブジェクト認識」はその画像内に含まれる物体や背景を認識して、それに該当する可能性の高いキーワードを列挙していきます。
一方、「顔認識」の方は単に顔の検出だけでなく、顔の各パーツを検知して性別や年齢あるいは表情から読み取れる感情までも検出するという高度なものです。
APIは多岐に渡りますが基本的な仕様としては比較的シンプルなRESTで、必要なAPI_KeyとAPI_Secretを入手したらメソッドとなる各種のjobsを指定し、あとは目的となる画像のURLを付加してリクエストしてやるとJSONで結果が返ってくるというような感じです。
「オブジェクト認識」の方は自動で画像にタグ付けが可能になるというわけで特に画像の分類に効果的で、また「顔認識」の方はソーシャル系の画像アプリなどでの活用が期待されそうです。
サービスAPIはフリープランでのちょっとした利用も可能なので、興味のある開発者はチェックしてみてはいかがでしょうか。