Amazon社が行なっている業務委託サービスの一種『Amazon Mechanical Turk(Mturk)』というのをご存じでしょうか。
単純な作業でもコンピュータなどでは処理できない仕事(タスク)をアマゾンで契約しているスタッフ(ワーカー)にやってもらうというもので、ワーカーは仕事の依頼者であるリクエスターから金銭的報酬を受け取れるというシステムです。
そんなMturkを利用してやってみたというのが、こちらの『The Middle Finger Response』なるプロジェクト。
そのユニーク極まりない仕事内容とは、「F**k you!」と言いながらアメリカ人がよくやるジェスチャーでお馴染みの、あの“ファックサイン”をしながらウェブカムで自分を撮影した画像をアップロードせよ、というもの。
そしてこの仕事でワーカーにそれぞれ$0.5の報酬が支払われるとのこと。
サービスそのもの延いては社会全体をおちょくっているかのようですが、アート的な観点から見れば実にシニカルでパンチの効いたアイデアだと思います。