rethumbは指定したWeb上の画像からそのサムネイルを作成してくれるWebサービス。
サイト上に特別なフロントエンドはなく、提供されているAPIによって直接利用するタイプのツールです。
(指定したWebサイトのスクリーンショットを撮るサービスとは異なります)
使い方は以下のように作成したい画像のURLを末尾に付けてリクエストしてやるだけです。
あとはこれを<img>タグのソースにそのまま指定すればこんな感じで表示できます。
<img src="http://api.rethumb.com/v1/width/200/http://kenz0.s201.xrea.com/images/2012/09/08/04.png" />
また、オプションのパラメータ『width』と『height』でサムネイルサイズを指定できます。(最大512pxまで)
さて、サムネイル画像の作成は大抵ローカルで作成したものをアップロードするかサーバーサイドで何らかのプログラムで自動作成するのが普通だと思いますが、今回のような外部サービスを使えば作成自体することもなく、さらには画像をホストする必要さえないので、お手軽さからいえばこれ以上のものはないと思います。
気になるところといえばサムネイル画像の表示スピードでしょう。
そもそもサムネイルをわざわざ別に作成する意味の一つとして、オリジナル画像ではファイルサイズが大きくてページ全体の表示スピードが遅くなる、という理由が挙げられると思いますが、もしサムネイル表示も遅いのならばまったく意味のないことになってしまいます。
今回のサービス、一番はじめのリクエスト時だけは作成時間分ある程度かかりますが、その後はキャッシュを利用するためほとんどタイムラグはないようです。
どれだけのトラフィックに耐えられるサービスなのかは不明ですが、今後も安定したスピードを維持していけるなら便利で使えるサービスだと思います。