昨年、クラウド上のデータをシ-ムレスに管理するOtixoやPictarineを紹介した記憶がありますが、今回のNavegasはちょうどそれの音楽版といった感じのサービス。
ソーシャルメディア上のライブラリとローカル内のライブラリをシ-ムレスに横断し、自分の抱えるすべてのライブラリの中から包括的なプレイリストを作成して視聴することを目的としたものです。
サービスを利用するにはFacebookでログインする必要があります。
ログインしたら自分が登録しているソーシャルメディア(YouTube, SoundCloud, AUPEO)を選んで各サービスにアプリ使用の認証許可をするとそのサービスのデータが読み込まれます。
例えばYouTubeなら、お気に入り・プレイリスト・登録チャンネルなどの情報が読み込まれ、ここから参照することが可能となります。
また、ローカル内のフォルダを指定すれば、そこから音声ファイルを検索して参照リスト化することができます。
このようなリストから好きなトラックを選択して下のプレイリストに追加していき視聴するのが基本的な使い方です。
作成したプレイリストはもちろん名前を付けてセーブしておくことが可能です。
また、上の検索ボックスに任意のキーワードを入力することで各ソーシャルメディアあるいはローカル内から楽曲を探すことも可能です。
さて、従来ローカル内のトラックと同様にWeb上のトラックを扱えるようなローカルアプリは当たり前ですが、Webアプリでローカル内のトラックを扱うというのは珍しいと思います。
もちろん作成したプレイリストにA機のローカルの楽曲が含まれる場合、これが聞けるのは作成したA機上であって、曲をサービス側にアップロードしているわけではないので、違うデバイスからプレイリストを再生してもA機の楽曲が聞けるわけではないですが。
(そもそもこの機能はChromeのみの限定的なものなので、この機能はおまけと考えた方がいいかもしれません)
やはりこのサービスの核は様々なソーシャルメディアを統合的に利用できるということ。
その意味で現時点ではまだ開発段階で対応サービスもYouTube, SoundCloud, AUPEOだけですが、随時対応サービスを増やしていくようなので今後が期待できるサービスではないでしょうか。