2014 . 05 . 12

スポーツが持つ力とその素晴らしさ描いた3つのショートドキュメンタリー

スポーツ用品メーカーDick’sが運営する『Sports Matter』は資金不足に悩む青少年のスポーツチームのためにクラウドファウンディングによる資金調達の支援をしているプログラム。

そのプロモーションの為に製作されたこちらの動画は、スポーツに取り組む3人の若者の姿を通しスポーツの持つ力とその素晴らしさを描いた3つのショートドキュメンタリーです。


【ラクロス編】ディービー(ディフェンス)

学校に通いながら家では家事や弟の世話に追われ、外で同年代の子らが楽しく遊んでいる時間にはバイトが待っている日々。

こんな苦しい生活の中、彼女はラクロスに出会う。

深夜に壁に向かって一人ひたむきなまでに練習する彼女の後ろ姿に、スポーツの根源である「プレーする喜び」を見る。


【バスケットボール編】マット(シューティングガード)

チームの司令塔でありながら身勝手なプレイしかできないマット。

しかし町のボランティア活動や子供たちの指導員をすることで、時には自分を犠牲にしてでもチーム全体を考える重要性に悟り彼のプレイは変わる。


【ベースボール編】ダニエル(ピッチャー)

祖父を亡くし失意の中で行なわれた野球の試合。

監督は試合前に控え室で選手たちに対し、心を一つにすることを命じる。

試合は9回2アウトの苦しい場面、ピッチャーのダニエルの元にみんなが集まるその輪にチームプレイの美しさとドラマが描き出される。


いかがでしょう。ドラマ的な筋書きはないので上は私なりの解釈によるものですが、どれも1分というミニマムな尺の中でスポーツの素晴らしさ伝えるプロモーションとしては非常に効果的なビデオとなっていると思います。

やはりスポーツのような分野においてはどんな秀逸な映画やドラマよりも、演出を加えないドキュメンタリーの方が見る者に訴えかけるパワーは遙かに大きいとあらためて感じさせられる作品でした。