一人の男の生き方を通して人生の真の喜びを描いたタイの生命保険会社のコマーシャル。
献身的に人助けをする男にとっての見返りは金でも名誉でもなく、ただその人からもらう笑顔に他ならず、そしてそれこそが彼の人生にとって大切なことであることを説いたハートフルな内容です。
『Unsung Hero(称賛されないヒーロー)』というタイトルが付けられたこちらの作品。
以前紹介したCMと同様やはり演出という点ではそれぞれのお国柄が反映されているもので、現代の日本人目線では少々ベタで安っぽいドラマに見えるかも知れません。
しかし注目すべきは演出や描き方などではなくその本質であって、「自分を勘定に入れず、褒められもせず・・・」という男の姿はまさに宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の精神と重なるところがあり、素直に我々の心にも響くものと思います。
英語字幕が苦手な方は日本語にも自動翻訳できるのでどうぞ。
一年前の記事ですが物凄く感動したので書き込ませて頂きます。
決して著名な賞とかを取ることはないんでしょうけど、
それでも心に訴えかけるものがあって初心に帰った気分でした。