2014 . 04 . 07

シェアリングのトラフィックを自分のサイトに導くショートURL『Hoverpost』

Hoverpost』はちょっと変わったショートURLサービス。

あらかじめ設定したウェブページ上に指定URLのコンテンツをオーバーレイ表示することで、ユーザーのトラフィックを設定ページに向けようというものです。


例えばYouTube動画などのURLを短縮してシェアするとしましょう。

通常、そのショートURLをクリックすればYouTubeの動画ページにリダイレクトされますが、こちらの場合こんな感じで動画コンテンツが設定したページ上にオーバーレイされた状態で開きくことで、シェアすべきコンテンツを見せながらも自分のサイトなどにユーザーを誘導することができるというわけです。

使い方はGoogleアカウントでログインしたら最初にウェブページのURLを指定した後、シェアするコンテンツURLを指定します。

前述はYouTubeを例に取りましたが、Vimeoの動画でもInstagramの画像でもSlideshareのスライドでも、要はそのコンテンツが<iframe>を使った埋め込みを提供しているものであればURLを指定するだけで、例のような特別なリダイレクト先へのショートURLが生成されます。

そして、指定したURLに埋め込みコンテンツが見つからない場合には、通常リダイレクトのように直接指定のページが開くという仕組みになっています。


Chromeブラウザには専用の拡張機能も用意されています。

今やショートURLの利用の半分以上は埋め込みコンテンツへのもので占められているとのこと。

このようなコンテンツへ向けられるユーザーの流れを、自分のサイトに向けさせるという何ともしたたかという意味では面白いショートURLサービスだと思います。

Hoverpost