Quabelはオンラインで利用できるシンプルなテキストエディタ。
ライティング作業に集中できるように徹底して無駄を廃したつくりで、作業能率を図ることを主眼に制作されているところが最大の特徴です。
デモが用意されているので、先ずはどんなものかトップページのオレンジ色のボタンをクリックして試してみましょう。
シンプル設計といってもこの種のサービスとしてはかなりの実力派でツボを押さえた造りになっているのがよく判ります。
まずは標準でマークダウンによる記法が使えます。
(太字やリンクなど一部はそのままプレビュー表示が効く、気の利いたものになっています)
『Night Mode』をオンにすればダークな配色にすることなんかもできます。
そして作業能率を上げる上で面白い機能が、設定パネルからこの作業の目標値を設定することができるというもの。
文字数やページ数など目標をあらかじめ設定しておくと、上部の細いバー型インジケーターが進歩率を示し、目標を超えると黄色く変化するというわけです。
(この辺りの控えめだけど機能的なデザインというのが実にいい)
文書はそのままウェブ上で公開できるだけでなく、さまざまなフォーマットに変換してダウンロードできるのも一つの特徴です。
(PDFでは日本語不可ですが、その他は大丈夫のようです)
『Preview document』をクリックするとページが生成されるので、一般に公開する場合は『Published』にしておけばそのURLを知っている人であれば誰でもそのページにアクセスできます。
一方、『Private』に設定すれば外部からのアクセスは拒否されることになります。
最後に、書いた文書は『Explorer』ページで任意のラベルを付けて管理することができます。
ライティング作業にはオートセーブ機能が付いているので、編集途中でそのまま閉じてしまっても、Explorerに保存されているので安心です。
こちらはドイツのサービスのようですが、シンプル&クリーンながらも必要な機能はしっかり押さえている質実剛健なところが、いかにもドイツらしさを連勝させる中々のサービスです。
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