大手クラウドサービスのBoxの先日のアナウンスによると、ファイル転送スピードの高速化を目指した新しい技術『Box Accelerator』をローンチしたとのこと。
この技術によってアップロードは自社比で約10倍のスピードの高速化をしたそうです。
ということで、実際どれぐらい速いか試してみました。
テスト環境としてはウェブインターフェースからのアップロードで、回線は光ファイバー、アップロードするファイルサイズは約100MBです。
比較のために、DropboxとGoogle Driveでも同様のテストを行なってみた結果が以下です。
正直、Boxは普段常用していないので以前と比べどれほど高速化したのか分りませんが、他の2つと比べても約3倍と明らかに競合他社を圧倒するスピードになっているようです。
Boxには世界にいくつかの基地局があるそうですが、それぞれがスピードアップ化され、東京にあるサーバーも従来比で約4倍に高速化されたとのこと。
ちょうど先日発表されたiPhone5では高速通信が売りの一つで今後他社もそれに追随しモバイルの高速化が見込まれる中、今回のBox Acceleratorはこのような高速回線のメリットを活かすいい改善だと思います。
シェアではDropboxなどに負けてる感のあるBoxですがこういった堅実なアップグレードを重ねていくことで、今後巻き返すことができるかもしれません。
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