『Chrome Remote Desktop』は他のコンピュータを遠隔操作することができる、いわゆるリモートデスクトップツールでGoogle製のブラウザChromeの拡張機能として提供されているものです。
まず利用には大前提として操作されるパソコンA/操作するパソコンBの両方にChromeがインストールされて、さらにこの拡張が両者のChromeにインストールされていることが条件となります。
この条件さえ整っていれば使い方は簡単で、はじめに操作される側Aがアプリを起動します。
つぎにアクセス許可を与える旨の確認ページが表示されるのでその通りアクセス許可を与えます。(※1)
『このパソコンを共有する』ボタンをクリックするとコードが生成されるのでそれをコピーしておきます。(※2)
一方、操作する側Bは(※1)までは同じプロセスで進み(※2)で『ここをクリックして、共有したパソコンにアクセスします』をクリックすると入力ボックスが表示されるので、ここに共有パソコンAの利用者からコードを入手してここに入力します。
しばらくすると接続が完了してパソコンAをパソコンBのユーザーがブラウザごしに操作できるようになります。
(コード生成時から一定時間アクセスがないとセッションが自動的に終了しコードは無効になります)
さて、現時点ではまだベータ版で実際に使用してみた限りではスピード面や安定性でもう一つかな、というのが実感ですがこの先リリース版でこのようなレベルが向上すれば、少なくともChromeユーザー間ではクロスプラットホームでこれほど簡単にリモートデスクトップが実現できるツールはないと思います。