何気なくブックマークの整理をしていたところ、「いったいこんなのいつページ登録したんだろうか?」と、覚えのないページがあり検索してみると、しばらく訪問しない間にマイクロソフトに買収されていたようでページががらりと変わっていたことにどうやら気が付かなかったようです。
Sysinternals Freeware - BgInfo
以前からこのプログラムの存在は知っていましたが、所詮はRainmeterなどの情報表示プログラムと比べると、取るに足りないプログラムとスクリーンショットを見ただけで決め付けてしまって、実際に試したことはありませんでした。
しかし今回、モノは試しと使ってみて、予想を遥かに越えるようなシロモノであることが分かりました。
何が画期的かというと、上のスクリーンショットに表示されているテキストは、プログラムが常に稼動しながら表示しているもの(Rainmeterのような)ではなく、テキストを壁紙自体にビットマップとして描画しまい、それを壁紙としてに適用しているということです。
つまり、プログラムが稼動するのは描画する一瞬だけで、常時稼動しているわけではないので、リソースを全く消費することはありません。
Rainmeterのように秒刻みのリアルタイムな情報を表示するには不向きですが、本来このプログラムの目的でもあるシステム情報の多くは、それほど頻繁に変動するものではないことを考えると、十分使い道のあるプログラムでしょう。
さらには、Rainmeterやスクリプトと併用することで軽量でよりレベルの高いカスタマイズが実現できる可能性を持っています。
ところで、このプログラムが扱える内容が限られたシステム情報だけであるなら、おそらく今回このように取り上げることはなかったでしょう。
ところが、これはデフォルトで用意されてあるのはごく一部に過ぎず、他にも以下のような情報をその対象に扱うことができます。
およそ、ほとんどの情報表示が可能というわけです。
実際に基本的な使い方と、これを利用した私流の使用例をご紹介します。