簡単操作で手軽にアニメーションGIFが作成できるフリーソフトとして以前紹介した『GifCam』ですが、その後のバージョンアップで着実に機能を充実させ、先日バージョン3.0がリリースされたとのことで紹介したいと思います。
今回はバージョン3.0で追加された機能のみのレビューで、基本的な説明とバージョン2.0で追加された機能までは、前回で詳しく取り上げていますので、そちらを参照して下さい。
さて、今回のバージョンアップは5つの魅力的な機能の追加とマイナーフィックスが含まれます。
先ずは以前からアナウンスされていた、画像のリサイズができるようになりました。
[Edit]画面のコンテキストメニュー[Resize]から、プレビュー窓左上にあるサイズ表示をマウスでドラッグすることでサイズを自由に変更することが可能です。
[Yoyo]は最後のフレームから逆に最初のフレームに戻り、反復しながらループするアニメーションGIFが作成できます。
[Draw Green Screen]は特定部分にマスクをかけることができ、画像の一部分だけが動いているようないわゆる「シネマグラフ」を作ることができます。
マスクは一度にすべてのフレームに適用されるようになっていて、特定のフレームにだけマスクをかけるには[Shift]を押しながら描いていきます
次に[Save]では[Preview]が追加され、保存前に編集を加えた最終的なプレビューを確認することが出来るようになりました。
ウィンドwタイトルにファイルサイズが現れるので、作成するGIFがどのくらいの大きさになるのかの確認にもなります。
また、[Export To AVI]で無圧縮のAVIフォーマットとして動画をエクスポートする機能も追加されました。
さて、個人的に嬉しいのはリサイズができるようになったことで、今まではどうしてもリサイズしたい場合にはGIMPやGif Resizerのようなものの手を借りていましたが、これでその必要もなくなります。
他方、マスキング機能はシネマグラフを意識した機能であるならば、むしろ描いた部分以外にマスクがかかるようにした方が使い勝手がいいような気もしますが、それでも使い方によっては面白い機能です。
さらに、汎用性のあるAVIフォーマットにもエクスポート可能ということなのでいろいろと応用範囲も広がり、長いコンテンツなどは動画として保存しYouTubeにアップして公開することもできそうです。
他に『LICEcap』をはじめ同種のソフトはいくつか試しましたがその中でもGifCamはバツグンのパフォーマンスで、今回のバージョンアップによりさらに機能が充実しシンプルさとパワフルさを備えた“お手軽系のアニメーションGIF制作のフリーソフト”として、もはや定番と言えるような域に達したのではないかと思います。
私が試した限りではそのような不具合は発生しないところをみると、何か環境に依存した問題なのかもしれません。
いずれにしろ開発者に直接聞いてみるのが一番かと思います。
初歩的な質問になりますが、Ver.3.0をダウンロードできる場所がどうしてもさがせません。
わかりやすく教えてください。
こちらのページ内の「GifCam is totally free ・・・ Download」というところです。
ちなみに現在ではバージョンがアップしVer.5.1が最新版となっています。
Export To AVIをクリックすると、何度試してみても、強制的にソフトが終了されてしまいます。なぜなのでしょうか.....??