Rainmeter-1.1-r192-32bit-beta.exe
Rainmeter-1.1-r192-64bit-beta.exe
以下、Rainy氏が作った設定例をもとに解説します。
(※1)まず第一の注目点は[MeterCPUText]内のFontColorの設定です。
[MeasureColorRed], [MeasureColorGreen]にそれぞれCALCを使って適当に255内の数字になるよう計算処理された[MeasureCPU]の値が代入されるようになっています。
この設定でCPUの使用率に応じて設定がダイナミックに適用され、その結果、色が随時変化していきます。
(※2)次に[MeasureDelayedCPU]でCPUの値の50%を境に、「!RainmeterSetVariable」が送信されます。
この「Transparency」とは冒頭で提言されている変数の「Transparency」のことで、その値を次の値に変更するというコマンドということです。
コマンド内では変数であっても、このように#で挟まないことが注意点です。
そして[MeterCPUText]の色設定の4番目にこの#Transparency#が定義されていますが、先ほどの[MeasureDelayedCPU]によって50%を超えるとコマンドによって設定値が変更され、その結果透過色が変化するということになるわけです。
最も注意すべきは、このような動的な参照値を設定値として扱うために「DynamicVariables=1」を付け加えなければいけないということで、これはメジャーでもメーターでも同様です。
さて、これはもちろん色設定に限ったことではなくさまざまな設定値を動的に設定することが可能で、想像力のある方なら、まさに革命的な実装ということになるはずです。
しかし、残念ながら現時点ではこれらの実装はプラグインにまでは及んでいません。
(※3)はスキン自身のメタデータを格納するセクションで、スキン名や作者、連絡先等々を提示するセクションで実際にスキンやプログラムには何の反映もされません。
このセクションは現在計画中のスキン情報を閲覧するためのサードパーティー製アプリのための下準備で、このアプリによってこのセクションのデータが参照されます。
また、メタデータのフォーマットなどは現時点ではまだ未定です。