Rainmeter-1.3-r475-32bit-beta.exe
Rainmeter-1.3-r475-64bit-beta.exe
(※1)現在使用しているバージョンより新しいバージョンがリリースされたかを確認するアップデートチェックのシステムが変更されました。
従来はデフォルトで「チェックしない」だったのが、デフォルトで「チェックする」に変更されました。
「チェックしない」に変更するためにはAbout画面で「Disable check for updates」にチェックを入れるか、Rainmeter.iniの[Rainmeter]セクション内に「DisableVersionCheck=1」と記述します。
また、更新が確認された場合の動作もポップアップ画面でお知らせするものから、トレイアイコンメニューの最上部に「"New Version Available"」と追加表示されるものへと変更されました。
(※2)グループ化させたMeasure、Meter、あるいはConfigをまとめて実行させるためのオプションとそのコマンドです。
以下に基本例を紹介します。
上記の例では、Groupに「ImageMeter」と名付けられた三つのメーターを[Meter_Show_Image]セクションでまとめて実行させる例です。
「!RainmeterToggleMeterGroup ImageMeter」のようにグループ名を指定すれば、そのグループ名の持つメーターのすべてが実行対象になる訳です。
Measureに対するコマンドも同様に「!RainmeterToggleMeasureGroup グループ名」などというように指定してまとめて実行させることが可能です。
一方、Configに対するグループ化は概念的には上と全く同じですが、こちらはRainmeter.iniの各Configのセクション内でグループ名を指定しておきます。
そしてConfigのためのコマンドである、例えば!RainmeterToggleのグループ用コマンド「!RainmeterToggleGroup」で、「!RainmeterToggleGroup グループ名」などとすればグループ名で指定したConfigだけをまとめて実行させることができます。
これらのグループ用コマンドは冗長になりがちなコマンドの記述を簡潔にすることができ、特にMeterStyleと組み合わせて用いれば、とてもスマートなコードにすることが可能です。
(※3)いくつかのオプションを定義することで、メーターにマウスを乗せた際にツールチップを表示できます。
以下は実例です。
アイコン表示のためにはToolTipTitleが必須です、また、ToolTipTexのテキスト内には改行を表す変数「#CRLF#」を挿入することで適宜改行させることが可能です。
任意に表示させるアイコンはICO形式のファイルが対象です。また、ツールチップ自体のスタイルはWindowsのテーマに依存します。
上記オプションはもちろんDynamicVariablesと一緒に使えるので、以下のように他の取得値をツールチップの設定値に割り当てて、動的なツールチップにすることも可能です。
(※4)コンテキストメニュー内に「Logging」が追加され、サブメニューからログファイルのいくつかの操作ができるようになりました。
(※5)コンテキストメニューが大幅に改訂されました。
まだ変更される可能性があるため、詳細説明は時期リリース版公開後とします。
解像度依存のほうがおかしいですね。正しくはこうでした。
; 今までの書き方。スクリーン解像度に依存する。
;DesktopWorkArea=130,0,1980,1054
情報ありがとうございます。
私はそもそもマルチモニター環境を経験したことがないため、この機能については全く把握してなく(本件スレッド自体に目を通してなく)、ヘルプのDesktopWorkAreaを参照したに過ぎませんでした。
コレに限らず自分の環境で試せない機能は、説明することが難しいためサラッと流す程度にしか、いつも言及してませんが、今回のように捕捉情報を頂けると助かります。
また、自分はLiteStepでjdeskというモジュールを使ってデスクトップ領域の定義をしているため、Rainmeter側のDesktopWorkArea自体使ったことがなく、今更ながら知る機能といった感じでした。
ところで、最新のヘルプ(ベータ)は上記の説明のようにはなっていないようなので、修正した方がいいかもしれませんね。
詳細なまとめありがとうございます。後から見ていつ何を追加したか思い出しやすくて、大変助かってます。
DesktopWorkArea@xの追加では、@0というものはなくて、DesktopWorkArea/DesktopWorkArea@1?という形にしてあります(マルチモニタ設定における@0は仮想スクリーンを表すため、使っていません)。
また、r471にはDesktopWorkAreaTypeオプションの追加も含まれていました(自分でcommitしたわけではないのでログに書いてなかった)。
これまでのDesktopWorkAreaでは、各スクリーンの解像度に依存した指定でしか書けませんでしたが、このオプションに1を設定することで、各スクリーンの左端/上端/右端/下端からの「余白」として扱いたいサイズの指定として書けるようになります。
; 1920x1080の環境で、左側にスキン用の130px、下側にタスクバー分の26pxの余白を持たせる。
[Rainmeter]
; 今までの書き方。スクリーン解像度に依存する。
;DesktopWorkArea=0,0,1790,1054
; 新しい書き方。スクリーン解像度に依存しない。
DesktopWorkAreaType=1
DesktopWorkArea=130,0,0,26