Rainmeterアップデート情報 ＃1
現時点で修正された部分や変更および追加機能の情報、そして時期バージョンで検討されている改善提案などを、まとめておきたいと思います。
update: Mar 20, 2009 (v.0.14.1)
修正
- measure=Timeで、正常に週番号が表示できない不具合
- measure=NetIn/Outの一部グラフの不具合
- Meter=Roundlineでのアンチエイリアスの不具合（※）
追加/変更
- プラグイン「RecycleManager」の追加
- FreeDiskSpaceでリムーバブルデバイスが対象に加わる
改善提案
- データのインストール先を%APPDATA%に
- ウィンドウ位置の相対座標指定
- トレイアイコンの複数化
- Substituteに正規表現を使用可能に
- アスペクト比固定で画像のリサイズ
- ドロップイベントの追加
- 文字スクロール
コメント
修正2.のNetIn/Outでは例えばバーなどではMaxValueで可変域を定義したり、ラインなどではAutoScaleを付けるなどしないと動作しないという問題が解消され、ほぼv0.14以前の状態になったようです。
個人的にはNetIn/OutはCPUやディスクスペースのように100%換算することのできるものではないため、MaxValueでレンジをしっかり定義して使うものと考えているため、今までもあまりバグという感覚はありませんでしたが。
修正3.は新しくプロジェクトに加わったメンバーからの修正コードで、このバージョンには含まれていません。おそらく次のバージョンで実装されることでしょう。（実装されました）※
追加1.の「RecycleManager」は、新たに追加されたゴミ箱の使用量を表示するためのプラグインで、前回お伝えしたとおり使用量とカウントが逆というバグがありましたが、その点はすぐに修正されました。ただ、ゴミ箱を空にするBANGコマンドが動作しないというバグは現在もそのままです。
改善提案1.は現在「C:\Program Files\」以下にインストールする構造から、「C:\Documents and Settings\user\Application Data\」以下にスキンなどのデータを別にするというもの。
そして、Program Filesにrainmeter.iniが存在すれば従来どおり動作して、もし存在しない場合にのみ%APPDATA%を参照しに行くというもので、古いスキンとの互換性ということに関しては問題ないとのこと
この変更はVista対策という意味合いがあるようです
改善提案2.は、例えばX=50%のようにユーザーの画面領域から比率で指定することができるというものです。
これによりモニター環境のかかわらず、画面の中央に置くというようなこともできるようになります。
改善提案3.のトレイアイコンの複数化は、ひとつはCPU、もうひとつはメモリーというような使い分けが可能ということを意味します。
改善提案4.は現在の文字列置き換えで使用される「Substitute」に正規表現を使用できるようにするというもの。
取得した文字列を再編集できる自由度が格段に向上し、これが現実化すれば非常に多くのことができるようになります。
改善提案5.は縦横比を保ったまま画像のリサイズが可能になります。
これは縦横どちらかを指定すれば比率に合わせ自動的にリサイズされることを意味します。
以上、改善提案に取り上げたものはすべて実現するわけではありませんが、上記で言及したものに関してはその可能性が高いようで、実際いくつかは現在進行しているようです。
