Rainmeter-0.14.1-r103-32bit-beta.exe
Rainmeter-0.14.1-r103-64bit-beta.exe
前回と重複する部分がありますがお知らせします。
(※1)はコマンドラインの引数に設定ファイル(Rainmeter.ini)を指定することで任意の設定ファイルで起動することができるというもの。
これによって、異なる設定状況での使い分けが可能になります。
(※2)はRainmeter内で使用できる独自の環境変数が加わりました(詳細はヘルプのSKINSページ参照)。
さて前々回から、Vista以降のOS対策として関連ディレクトリの改変が行われてきましたが、このことは特にスキン作者にとっては気がかりとなる所で、外部プログラムと連携させるスキンなどは、スキンその他の配置がユーザーによってまちまちだと、対処しきれないという問題がありました。
しかし今後は、この変数を使用することで、プログラムの場所やスキンの場所が特定できるため、こういった問題も何とか回避できそうです。
(※3)はMeter全般に適用できる新しいオプションで、各メーターを自在に変形させることを可能にする強力な機能です。
例えば下の画像では、後ろの背景を平行四辺形に変形させて、手前のテキストを水平方向に反転させています。
この例に限らず、2Dの範囲内で自在な変形が行えるようになります(回転、伸縮、反転、シフトなど)。
これにより従来では難しかったいろいろな表現方法が可能になり、製作できるスキンの幅も広がりと思います。
難点は扱い方が難解ということ。ウィンドウ全体との兼ね合いもあり、設定値によっては負のエリア内に入って消えてしまうこともあります。
したがってイメージした形を値で指定するためには、ある程度のお勉強が必要になってくると思います。
次のアップデートで追加されたアンチエイリアスを、上の平行四辺形の図形に適用すれば斜辺のギザギザは低減されます。