2010 . 12 . 06
Rainmeter.net
前回取り上げたリビジョン(r560)からの更新分です。
修正
- 「Hide on Mouse Over」または「Click Through」状態での画面のチラつきが発生する問題
- W/Hが未定義状態でのDynamicWindowSizeの不具合
- DynamicVariables有効下でUpdateDividerが無効になる問題
- !RainmeterZPosの不具合
- AlwaysOnTopの不具合
変更
- GreyScale, ImageTint, ImageFlip, ImageRotate, ColorMatrix、といったイメージ編集オプションが他の画像を使うメーターでも利用可能に(ImageRotateはButtonImage/BitmapImageでの仕様は不可)
- ツールチップの非表示オプション「ToolTipHidden」が[Rainmeter]セクションに対応(すべてのツールチップを非表示)
- MeterStyleの複数定義が可能に(※1)
- 「MeasureName」に対応した変数「%(n)」が10以上でも使用可能に
- MBM5プラグインとWirelessInfoプラグインの廃止
- Groupsの定義が[Rainmeter]セクションに対応(スキン全体のGroups定義)
- IMAGEメーターでSTRINGメーターのような変数「%(n)」を使ったImageNameの定義が可能に(※2)
追加
- スキンのドラッグを抑制する「DisableDragging」が追加
- 背景画像を繰り返し描画するモード「BackgroundMode=4」の追加
- 画像の指定部分を切り取る「ImageCrop」が全画像使用メーター(ButtonImage/BitmapImageは不可)に追加(※3)
- IMAGEメーターに繰り返し描画する「Tile」が追加
- テキスト入力ボックスのための「InputText」プラグインが追加
- 指定フォルダーの情報取得のための「FolderInfo」プラグインが追加
その他、機能以外の更新
- Rainstallerのユニコード対応
- コンテキストメニューにスキンのダウンロードサイトへのリンク「Download」が追加
- 付属スキンが「Illustro」のみに変更
- インストーラーの標準インストールの他にポータブル・インストールが追加
(※1)1つのメーターに対して複数のMeterStyleが適用できるようになりました。これにより効率的で自由度の高い定義が可能となります。
定義方法は以下のように「|」で区切って定義します。
MeterStyle=StyleA | StyleB | StyleC
もしもStyleAの定義内容とStyleCの定義内容が重なった場合には後方定義のStyleCが適用されることとなります。
(※2)IMAGEメーターで以下のようなSTRINGメーターに似た定義方法が可能になりました。
MeasureName=MeasureImageName
MeasureName2=MeasureImageoSize
ImageName="%1 - %2.jpg"
(※3)画像を指定領域で切り取る「ImageCrop」が追加されました。ButtonImage/BitmapImage以外の画像使用メーター下で使用できます。
ImageCrop=X, Y , 幅, 高さ, (基準点)
(基準点)はオプションでデフォルトは1(左上)になります。
- 1 = 左上
- 2 = 右上
- 3 = 右下
- 4 = 左下
- 5 = 中央
例)ImageCrop=-60, -60, 120, 120, 5
X/Yは負の値が使用可能です。指定エリアが元画像のサイズの部分の越える場合、その部分は透明色として扱われます。