シンガポールの写真家John Clangさんが取り組んでいる企画は、ウェブカムとプロジェクターを使いSkypeを介して離ればなれになっている家族の集合写真を撮るという試み。
東京スカイツリーの1階に描かれた壁画はチームラボ制作による『隅田川デジタル絵巻』という作品。
今と昔そして伝統とポップカルチャーが入り乱れた絵巻物で、何と言ってもその情報量のすごさに見る者を圧倒する超力作です。
大阪出身のアーティスト・Yumiko Matsuiさんが制作するのはペーパークラフトによるミニチュア模型。
東京や大阪の街並みを始め最近では夏祭りをテーマに制作されているそうで、どれも“ほっこり”とした暖かみを感じる作品です。
以前も紹介したことがあるハイスピードカメラを使った幻想的な水しぶきの写真ですが、写真家・Jack Longさんのこちらの作品『Vessels and Blooms』は着色した水を使って植物のような形を作り出す、まさに瞬間の芸術といえる作品です。
Michael Hughesはロンドンで活動する写真家。
『Souvenirs』シリーズは、世界各国の観光写真にその土地で買ったおみやげ物を遠近法を使って写し込むという面白い作品。
アメリカのXeoraさんが日本のゴスロリ系ファッションにインスパイアされて制作したというファッションスケッチ。
アクセサリーを含め、想像力豊かな表現がステキな作品です。
いろいろな映画をモチーフに、主人公の胸元部分だけクローズアップしピクセル調のミニマルなポスターを日々公開しているのはグラフィックデザイナーのNicola Bolfelliさん。
簡略化していながらもそれぞれの個性がしっかりと再現されているところが見事です。
ニューヨーク在住のFoster Huntingtonさんの企画で立ち上げられた『The Burning House』は、“もし家が火事になったら何を持っていく?”、というテーマで投稿画像を募るプロジェクト。
以前にも似たようなコンセプトのエントリーがありましたが、何となくモノでその人のひととなりが垣間見えるような気がする面白いプロジェクトです。
宮崎アニメの数々をミニマルな表現でリメイクしたポスターを描いたのはスペインのアニメーター・Ramón Garcíaさん。
少し前に紹介したエントリーもそうでしたが、世界のアニメーターの創造の源に宮崎作品が大きく関わっていることが、あらためて実感できる感じがします。
グラフィックデザイナー・Jag Nagraさんが今年1月から日課として行なっているプロジェクト『365』は様々な著名人の似顔絵を一日一枚描くというもの。
映画のキャラクターからミュージシャン、歴史上の偉人などモデルは様々で、少ない線と色数にも関わらず特徴を押さえて表現された似顔絵はまさに職人芸の域です。