2014 . 11 . 17

クリスマス商戦に向けたイギリス企業の秀逸なCM10作品

クリスマスシーズンを迎えるにあたりそれに向けた海外企業のCMなどを目にする時期になってきました。

ここ数年、バイラルメディアを営業に活かそうとネット向けの広告が盛んな中、とりわけイギリスの百貨店や小売店などではこの時期のクリスマス向けCMを作ることが一つのブームになっているかのように見えますが、そんなCMの中から各企業のカラーが垣間見えるような秀逸な10作品ほどピックアップしてみました。


クオリティーの高いクリスマス商戦向けの動画を毎年公開していることで注目を集める百貨店John Lewisの今年の作品がこちら。

今年も期待を裏切らない見事なできです。


こちらも大手百貨店のDebenhamsのCMは、上と同じく愛らしい作品。

Sainsbury'sは大手小売チェーン。

スーパーのCMとは思えない見応えのある内容はもはや映画並みのクオリティーです。


Bootsはドラッグストアチェーン、Tescoは大手スーパーで、どちらも家庭的でアットホームな暖かみをテーマにしたCMとなっています。


ご存じコカ・コーラのCMは分ち合いの精神をテーマにしたコーラらしい作品。


おもしろ路線に走ったのはファッションブランドのMulberry

妹からの絵よりも、母親からの犬よりも、兄からの白馬よりも、彼女が最も喜んだプレゼントは祖母が送ったMulberry新作の赤いバッグだった...というオチ。


ギフトショップのM&SのCMはファンタスティックな世界感を、そして高級ブランドで知られるBurberryのCMは高級感とトラディショナルな雰囲気漂うブランドイメージぴったりな作品です。


最後はティファニーのCM。

アニメーションという他とは違ったアプローチにセンスの高さが覗え、内容の方もジュエリーを扱う企業らしく洗練されたお洒落なアニメになっています。


(上記コーラとティファニーはイギリス企業ではありません)


さて、日本では大手の百貨店やその他まだこのような動きはないようでが、そのうち何処かの企業が始めるのではないでしょうか。

企業にとっては日本も欧米並にクリスマスが絶好の商機になって欲しいと望んでいることに違いないのですから。