2013 . 10 . 22

Instagramを活用したインスタントなフリーマーケットサービス『Hashbag』

Hashbag』はInstagramを活用したユニークなフリーマーケットサービス。

Instagramのストリ-ムに流れる販売目的の商品画像をターゲットにそれらを収集、売り手と買い手の仲介をすることでインスタントな物販サイトに仕立て上げたものです。


基本的な仕組みとしては、商品の売り手はInstagram画像に「#forsale」のハッシュタグを付けて投稿するとそれを見つけたこちらのサービスから追って確認のメールが送られてきます。

そこでその商品をいくらで売るかというような設定価格を決めてメールを返信してやればこちらの商品インデックスに登録され、商品一個あたり$0.99でペイパルを使った決済システムを利用して販売ができるようになるという仕組みです。

一方、買い手側はショッピングサイトと同様、普通の検索していいものがあればその場で購入できるという感じです。

少し見た限りでは現時点ではまだスタートしたばかりのせいか、サイトに並んでいる商品はおそらく「#forsale」タグを付けた画像を集めただけのものとなっており、「購入希望の場合は直接交渉してください」的に元画像にリンクされるだけのもので占められています。

普通に考えて独自の販売コミュニティーを構築するのであれば独自のハッシュタグにするのが妥当だと思います。

しかし、このサービスを知らないユーザーでも「#forsale」タグを付けていればサービス側から案内メールが届くところを考えれば、あえて「for sale」のように一般的語句を用いているのは、それらの商品販売の意志のある既存のユーザーにこちらサービス利用を促したいという思惑があるからかもしれません。


いずれにせよInstagramとハッシュタグを利用した取り組みとして非常にユニークなサービスではないでしょうか。

Hashbag