YouTubeでは従来の<embed>タグによる動画の埋め込み方法の他に、<iframe>での埋め込みが利用できることを発表しました。
さて、一般のPC以外からの動画再生はFlashが対応していないため視聴できない、という問題がありましたが、昨今HTML5の登場によってプラグイン無しで再生することができる環境になってきました。
そこで、今回の新しい埋め込み方法では、ユーザーの環境に合わせてFlashプラグインが対応していれば従来の方式で、そうでなければHTML5方式で自動的に埋め込み内容を切り替えてくれるようになっています。
埋め込みコードは以下のような感じで、従来よりもむしろスッキリしてます。
<iframe class="youtube-player" type="text/html" width="640" height="385" src="http://www.youtube.com/embed/VIDEO_ID" frameborder="0"> </iframe>
下は実際にこの方式で埋め込んでみた例
モバイルからの利用者が急増する今日この頃、動画サイトなどを運営している方は、新しい方式に切り替えてみてはいかがでしょうか。
まず、HTML5 = No Flashではありませんよ。AppleのiPnone、iPad、つまりMobile SafariのNo Flashの件と、HTML5とはまったく別件ですので、「HTML5」自体は標準でYou Tubeに対応しており、特別な対策は不要です。混同されそうな表現は避けるべきでしょう。
また、iframeへの対応の件ですが、いまのところは埋め込み記述方法が増えただけで、Flash以外の何かの代替動作が埋め込まれたわけではなさそうですね。