YouTube HQ + 720p for Greasemonkey
YouTubeのHD動画の画面を[1280x720]に自動でリサイズするというGreasemonkeyスクリプト。
このスクリプトをインストールして、HD動画のページにアクセスすると、上のように大画面サイズにリサイズされた状態で表示されます。
あわせて「ノーマルで表示する」というリンクも追加される他、HDに対応していない動画の場合は自動でHQ(高画質で表示する)モードで表示されるという親切設計になっています。
YouTube側ではHDではない通常の高画質版に関しては、ユーザーの環境設定で「常に高画質版で表示する」というような設定ができるようになっていますが、HD動画はこの対象ではないようです。
ユーザーの通信環境を配慮しての対応でしょうが、元から高画質版の表示を求めるユーザーはHD動画もまた同様と考えるのが自然であって、今の仕様には若干の違和感を感じます。
HDの方は動画サイズ自体が変わるためページレイアウトも変わり、視聴者に違和感を与えるという理由でもあるのでしょうか?それとも今後そうなるのか?
何れにせよ、今回のスクリプトは公式では見られないサイズのもので、YouTubeのページ幅より大きいサイズで、より大画面で楽しみたい人向けのシロモノです。
最後に無論このスクリプトは前述のとおりGreasemonkeyスクリプトなので、Greasemonkeyをインストールしているユーザーのためのもので、しかも上のような動作を常に実行したいという人のためのものです。
よって、たまにしか必要のない人には、むしろ以前紹介 [埋め込み動画をすばやく簡単にリサイズする方法(Firefox)] したようなことをしたほうが賢いかもしれません。
[追記: 2009.01.27]
この情報とは直接関係ありませんが、YouTubeは徐々にトップページのおすすめ動画のラインナップをHD動画中心にしていく模様です。
公式でもユーザーに対し、今後アップロードする動画はHD(1280x720)を推奨する、とのことからもホストとしてHDコンテンツの受け入れ体制が整った事が受け取れます。
いよいよHD化への動きが本格化しはじめたばかりですが、おそらくはそうと遠くない内に動画のほとんどはHDになることでしょう。