アメリカの写真家Doug Adeskoさんの作品『Family Meal』は、食卓を囲む家族の姿を写した写真シリーズ。
アメリカの一般家庭を対象に、現代のアメリカの姿が垣間見える興味深い作品です。
フランスのフォトグラファーGabriel De La Chapelleさんが東京の都市を舞台に制作した『Tokyo End』という作品。
陰鬱なくもり空と煌々に明かりの付くビル群、そしてその狭間を流れる川に人気のない道路がマッピングされた異様な風景は、街は機能はしていながらも人のいない、どこか心を失ってしまった大都市東京を象徴しているかのようです。
「もしもニューヨークが他の惑星にあったら」というコンセプトで描かれたNickolay Lammさんの作品。
NASAに勤めていた知り合いの助言を参考に気温や大気の状況などから、たぶんこんな感じななるであろうとの推測の元に制作されたとのことです。
昨年よりネットで人気に火が付き今やネットミームの象徴的存在になっているしかめっ面のネコ『Grumpy Cat』。
米アラバマの“Lowe Mill ARTS & Entertainment”というアートイベントのパブリックスペースが企画したプロジェクトは、こちらに所属する100人以上のアーテイストの協力を募りGrumpy Catをモチーフにしたアート作品をそれぞれ制作してもらうというもの。
英グラスゴーのアーティストFraser Clarkさんの作品は、ネットで見つけたモナリザの様々なバージョン240枚の画像を集めて作ったフリップブック(パラパラ漫画)。
画像のファイルネームをもとにアルファベット順に重ねられた各ページは、巧妙に二つ折りにして束ねられることで側面にモナリザが浮かび上がるというすごい作品です。
メキシコのグラフィックデザイナーNydia Lilianさんの制作したモノクロの階調反転によって生じる視覚イリュージョンを利用したユニークなアニメーションGIF。
使用されているフレーム数は実に2コマで、それに階調反転しただけの計4コマのみで構成されているアニメーションですが、なぜかエンドレスに繋がって見える不思議な画像です。
2人の新進気鋭のモーションデザイナーからなる『Motion Addicts』が制作しTumblrにて公開しているアニメーションGIFの作品。
以前紹介した『dvdp』と同様に、巷のアニメGIFとは一線を画すようなグラフィックアートの域に達する作品の数々です。
昨年ニューヨークのDumbo Arts Festivalで開催された『Superhero』はKinectを使ったインタラクティブなプロジェクトマッピングのイベント。
スーパーヒーローの如く空を飛ぶポーズに反応して、それに合わせてプログラミングされた映像をプロジェクターで投影するという楽しい試みです。
Kate Jenkinsさんは手芸でいろいろなオブジェを作るアーティスト。
特に彼女の作る様々な食べ物をモチーフにしたクラフトアートは秀逸です。
チョコバーでお馴染みのキットカットが限定で発売している、“ホワイト・リミテッドエディション”の最後の在庫50個分を形に残るようなものにしようと、オーストラリアのイラストレーターMike Wattさんの協力により企画した『KIT KAT White Final Fifty』は、キットカットをすり潰して作った絵の具で50枚のポスターを制作するというユニークなものです。