クライアントサイドで複数画像のリサイズが可能な『Bulk Resize Photos』
『Bulk Resize Photos』は指定した複数の画像を一括してリサイズしてくれるサービス。
正直言ってこの種の画像処理系のWebサービスはかなり前から出回っているので、Webに精通している方であれば今更って感じなサイトと思うはずです。
最初に使い方を説明しておくと、トップページ上に画像をドラッグ&ドロップ或いはダイアログから指定、もちろん複数指定可能です。
基本設定（比率／最大幅／指定幅／指定高／絶対指定）
または、必要に応じ詳細設定からリサイズの設定を行ないます。
あとは緑のボタンをクリックすればリサイズ変換された画像がZIPでまとめられて指定場所に保存することができます。
さて、今回なぜこのサイト取り上げることにしたかというと、ページにある説明に目が止まったのがその理由です↓
「え、これって画像アップロードしてないの？？」
従来、指定画像をサーバーにアップロードし変換処理した後、サーバーから変換画像をダウンロードするものですが、どうやらこれクライアントサイド（つまりブラウザ）で処理していると。
たしかに50MB以上の画像を処理中、通信モニターで確認してもファイル送信は行なわれていようです。
逆に保存も画像をサーバーからダウンロードするわけでなく、ローカルからローカルに保存するだけということになります。
なのでUL／DLが発生しない分、従来の同種サービスに比べ格段に速いです。
「へ～、そんなことできるんだ・・・」とちょっと目から鱗。
このシステムならばUL／DLの必要が無いので通信面での制限も発生しないため、自分のマシンの能力次第でいくらでも巨大なサイズや量の画像を処理することができるという実用面でのメリットもあります。
フリーなのは無論のこと、そればかりか以下のような上記のWebサービス自体を自分のサイトで提供できる埋込み用のウェジェットなども公開されています。
（あらかじめリサイズ設定をした後、出力されるコードをコピーして目的のページ部分にペーストします）
通信量の関係でWebサービスはどうも・・・という方にとっては結構役に立つサイトだと思います。
