Googleが独自に開発を進めている新しい画像フォーマット『WebP』は、画質はそのままにファイルサイズを大幅に圧縮できることでウェブページの表示スピードを高速化させることを目的とした注目の技術。(Wikipedia)
数年前から開発を進めているGoogleでは何とかこのフォーマットを普及させようと、少しづつ自社のサービスにこのフォーマットを使い始めています。
現在、Google+やPicasa、BloggerなどGoogle側で画像をホスティングしているサービスもありますが、それらのサービスでは通常の画像の他にWebPに変換された画像も用意されているようです。
例えば以下はGoogle+内にアップされているJPG画像の例
以下はPNG画像の例
これはあくまで一つの例に過ぎないので過言はできませんが、かなりの圧縮率で、ことPNGに至ってはハンパではない圧縮率です。
画像のURLは下のように「-rw」を付け足すとWebPになるようで、すでに最初に元画像をアップロードした際にWebP版でコピーを作っているのではないかと思います。
https://lh4.googleusercontent.com/-mPVvc6JNXmY/URSViT3K2-I/AAAAAAAC7GQ/jCdbL0sC054/s943-rw/105.jpg
現時点ではWebPに対応しているブラウザはChromeとOperaだけなので、ユーザーにとっては通常の画像に取って代わってWebPを使うということは時期尚早の話ですが、Googleからしてみれば今後普及化されていくことを見据えた一つの準備と言えるのではないでしょうか。
現在いくつかの変換ツールなども公開されていますが、上のようにすれば特別なプログラムを使わずともGoogle自体を変換ツールとして利用できるということでちょっとしたハックでもあります。
Source: [ Google Operating System ]