ちょっと変わった目覚ましアプリ(iPhone/Android)のご紹介です。
以下は開発と運営をなさっているご本人からご説明いただいたので、ここで取り上げてみたいと思います。
Morning+(モーニングプラス)は、朝起きるだけで社会貢献できるiPhone/Androidの目覚ましアプリです。
「早起きは三文の得」といいますが、得した三文のうちの一文を、協賛企業がユーザーに代わって寄付する仕組みです。
ユーザーは、アラームを止めるだけで気持ちよく起きることができます。
協賛企業は、起きた人数×1円を寄付しますが、自社のブランドや商品をアピールすることができます。
寄付先の団体は、活動資金を得たり自分たちの活動を知ってもらったりすることができます。
関係者みんながうれしいシステムを目指しています。
使い方はiPhone/Androidに最初から入っているアラームと同じです。
ダウンロードして、アラームの時刻をセットするだけです。
SNSでのログインや、ユーザー登録などは必要ありません。
「無意識のうちにアラームを止めていた!」というミスを軽減する工夫も組み込んでいます。
06/12(火)~06/25(月)の間、この仕組みが本当に実現できるか2週間で試してみます。
協賛企業が見つかるまで、開発者が自腹でコンビニの募金箱に寄付します。
ユーザー数が増えるほど協賛してくれる企業が見つかりやすくなりますので、ぜひ多くの方にご協力いただければ幸いです。
さてこちらのアプリ、“目覚まし時計”の本来の役目である“起こす”という仕事を“募金”という善意のパワーをもって解決しようとする実に興味深いプロジェクト。
この辺の開発に関する動機や背景は開発ブログに詳しく書かれているので読んでみると面白いと思います。
なお、本日リリースされたこちらは現時点ではベータリリースに近く、ユーザーの集まり次第で将来的に本格運用されるか決まるとのこと。
趣旨に賛同する方や興味のある方はいち早く試してみてはいかがでしょうか。
また、開発者側では多くのフィードバックを求めているので、もし“こんな機能が欲しい”といった要望があれば検討してくれるかもしれないので、気軽にTwitterやFacebookにコメントしてみるといいかもしれません。
“自分は社会貢献って柄じゃないよ”って人でも、どうせ普通のアラームを使って起きるぐらいなら、ちょっとだけいいことをした気分になれるこのアラームを使ってみるのも悪くないと思いますよ。