メールのヘッダーを参照すれば送信者の情報がおおよそ判ることはITに精通している人にとっては周知のことと思います。
しかし、いざヘッダーを開いても見ても意味不明の文字列が並んでいるだけで、その意味を調べるのも面倒だったりします。
そこで役立つオンラインツールがこちらのAnalyse email headers。
入力したヘッダーを読み取ってそれを元に分りやすい形で情報表示してくれるというものです。
先ずはメールのヘッダーを開いてコピーしておきます。
ヘッダーを開くには使用しているメーラーによって異なりますが、例えばGmailなら『メッセージのソースを表示』から開くことができます。
ヘッダーは先頭行から『○○: △△』という形で書かれていて、メールの本文までの部部がそれにあたります。
それをコピーしたらテキストエリアにペーストして『Submit header for analysis』をクリックすると情報が表示されます。
一番上の欄には経由したメールサーバーのIPアドレスやホスト名などが表示され、その下の欄には送信者のメールサーバーの詳細情報が表示されます。
さらに、ホストのロケーション情報をGoogleマップを使って視覚的に表示してくれるところまでやってくれます。
不審なメールが来て困っている方や、いったいどこから送信しているのか知りたいという方などは、こういったツールが役に立つと思います。