webdocはFlickrの画像やYouTubeの動画をはじめ、さまざまなソーシャルメデイアのコンテンツを一つのウェジェットに詰め込んで、新たなメディアコンテンツとして公開/共有するサイト。
ここで核となるのが『webdoc』と呼ばれるウェジェットのような要素で、例えばTumblrのような“ページ”という概念をもっとミニマムにしたようなものといえ、この入れ物に自分の好きなコンテンツを詰め込んでそれを共有するというのが特徴です。
アカウントを作成しログインしたら、先ずは手始めに『New webdoc』をクリックして作成してみましょう。
適当に名前を付けた後、たとえば画像を入れてたければ上に並んだツールバーの画像アイコンから画像をアップロードしたりカメラから直接取り込んだりできるほか、キーワードを指定すると選択したサイトから検索画像を取り込むことができます。
右側に表示される検索画像から好きな画像を左側にドラッグしながら追加、画像のリサイズ/回転も自由自在です。
同様に動画や音声なども直感的にどんどん放り込み、適当にテキストやリンクを付け加えながら組み立てていく面白さが最大の魅力です。
便利なのが『Apps』として働く個々のモジュール型機能で、例えば『Album』アプリならいくつか用意されたテンプレートを選ぶことで、そこに入れられた写真をそのテンプレート型に並べることのできる機能で、『Slideshow』なら複数の画像を切り替えるスライドショータイプのウェジェット、『Videostyle』は動画ウィンドウのスタイル装飾、というように自由なコンテンツを作成する上で気の利いた便利な機能が揃っています。
このようにして作成したらプライバシーの設定をして『Post』をクリックすれば公開されます。
さて、こうしてユーザーによって作成された『webdoc』を他のソーシャルと同様に投票したり気に入った制作者をフォローしたりというところの共有面がこのサービスのもう一つの側面です。
webdocには共有リンクはもちろん埋め込みコードも作成されるので外部サイトに貼り付けて利用することも可能です。
従来のテキストベースのミニブログとは一味違った、メディア中心のコンテンツをウェジェット単位で行なう配信/共有システムが斬新で個性的なサービスです。