2014 . 04 . 09

異なるデバイス間でURLの受け渡しができるシンプルなツール『Leash』

Leash』は異なるデバイス間でURLの受け渡しができるシンプルなツール。

ログインしてデータを保存するようなものとは異なる極めて単純な手法が特徴のWebサービスです。


URLを保存したいページを開いた状態でロケーションバーに表示されているURLの先頭に「leash.co/{keyword}/」と付け加えてやります。

{keyword}には任意の文字列を入力しますが、これは自体が保存番号に代わる役割をするため入力する文字列は一意である必要があります。


そして保存したURLを取り出すには「leash.co/{keyword}/」にアクセスすると自動的にそのURLにリダイレクトされるという仕組みです。

さて、このツールが活躍するケースはけっして多くはないでしょう。

というのも、今やオンラインで使用するツールは当たり前で、オンラインブックマークやオンラインノート、URLを控えたいだけならTwitterはFacebookのシェアをメモ代わりにすることだって考えられます。

しかしこれらの方法はどれもWebサービス側にログインした上で自分のアカウント上に保存するのが前提であって、それ以外の簡単な方法を考えるとすると、実際にメモを取るかカメラで撮影するかぐらいしか思い浮かびません。


そうあるケースとは思えませんが、このようにログインが必要なWebサービスが使えない/使いたくないという場合では、最低限「leash.co」というURLさえ覚えておけば後々別デバイスでURLを呼び戻せるということで、いざという時に役に立つツールとなるかも知れません。



  • ・{keyword}が重複した場合は上書きされます
    ・URLの保持期間は恒久的ではありません
    ・保存URLの「http://www」は省略しても構いません
Leash