LovePalzは最新の情報テクノロジーを導入して制作されたアダルトグッズ。
一見してそれと分らないスタイリッシュなデザインは最近の傾向といえますが、こちらの真価はそれだけではなく中身にあります。
2つ1組となったアイテムは専用アプリを介し、片方の動きに合わせもう一方が反応するというもの。
♂機に付けられたスピードセンサーに対応して♀機が動く一方で♀機に付けられた圧力センサーに対応して♂機が締まるという感じ・・・。
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ウェブカムを介したバーチャルセックスやアダルトグッズの普及率が進んでいる欧米ではこういったシロモノの開発が以前から結構盛んで、例えばKlic-Klicもその一つですが、今回のLovePalzはとくに恋人同士で使うということを前提に『愛』を全面にアピールすることでいやらしいイメージを最小限に抑えているところが戦略の一つかもしれません。
他方、ビジネス的に考えればむしろ相手を特定しない方がより発展する分野であるように思います。
ゲームの世界では今や対戦型ゲームやソーシャルゲームが当たり前ですが、それと置換えて考えればネット上の見知らぬ相手とプレイを楽しむ『対戦型セックス』や複数人で楽しむ『ソーシャルセックス』っていうのもありかと・・・。
“モラル的にどうなのよ”、という意見もあるでしょうが、あくまでバーチャルな世界での行為であり、通常のゲームのバリエーションの一つと割り切ることができれば、そう違和感なく受け入れられそうな気もします。
(平気で相手を殺したりするゲームの世界において、そもそも現実社会のモラルなど存在しない故に)
たぶん私に限らずこういったことを考える人は少なくないと思います。
そうであるならば、少なくとも潜在的な需要は相当数あるはず。
今回のような小規模なベンチャー企業が作る分には所詮はこの程度ですが、もし大企業がこの需要に気付き本気で市場に参戦するとなったらちょっと面白いことになるやもしれません。
(任天堂『Wii Sex』とかマイクロソフトのKinect導入したヤツとかね)
今回、LovePalzをネタにいろいろバカげたことを妄想してしまいましたが、ITが実生活に浸透してゆく将来において、このようなことが現実となることもあながち絵空事ではないのではないでしょうか。