2012 . 09 . 28

任意のリソースに一定の遅滞処理がかけられるWebサービスAPI『Deelay.me』

Deelay.meは画像やJavaScriptなど任意のWebリソースに一定時間の遅滞がかけられる、ちょっと変わったWebサービス。

『Delay proxy』と名付けられているとおり、任意のリソースをこのサーバーを通すことで一定時間の遅滞を発生させるというイメージです。


使い方としては下のように『http://deelay.me/』に続けて遅滞時間(ms)とファイル名を指定してリクエストしてやればいいだけです。


<img src="http://deelay.me/3000?http://mysite.com/image.gif" />

上の例では画像の読み込みを開始するのに3秒の待機時間がかかることになります。

実際、Deelay.meのトップページに置かれているサンプルで青い画像が1秒後・5秒後・10秒後と遅れて表示されていくのが分かると思います。

(ユーザーの通信環境による差異は除く)


さて、一般ユーザーにとってはほとんど関係ないことですが、開発者にとっては低速回線での使用を想定したシミュレーションや、他との動作の兼ね合いで特定のスクリプトだけ読み込みを遅らせたい時など、便利に使えるケースが結構あるかと思います。


仕組み的には通常のリダイレクトサービスにSleepやWaitのような遅滞処理を噛ませただけなんですが、用途を変えることでまったく違ったサービスにしているところが面白いと思います。

Deelay.me