ムンクの名画『叫び』をモチーフにした何とも表現が難しいシュールなショートアニメ。
『叫び』の引用からすると怪しげな黒い煙を放ちながら歩く背の高い男がムンク自身か?、叫ぶ者は死の象徴のように見え、歪んだ背景と赤く染まった空がドロ~んとした動きで流れていく...。
、という陰鬱な原作の意味を踏襲していながらも、ピンクフロイドの曲をバックに叫び狂う男のこの上なくキモイ動きが滑稽でもあり暗い作品イメージを複雑化している作品です。
強いていえば、“暗くて、気持ち悪くて、面白くて、訳の分らない”、そんな作品です。
また、これをリリース後しばらくして『冬バージョン』というものも公開されました。
まぁ、ここまでくるともうお笑いのウェイトがかなりを占めていますが...。