2010 . 06 . 13
Rainmeter.net
Rainmeterの新しいバージョン1.2が本日リリースされました。
今までもベータ版リリース情報でその都度、変更点を紹介してきましたが、今回はバージョン1.1からの変更点をまとめてリストアップしておきます。
修正
- 負の座標の設定で正しく動作しない問題
- マルチモニター関連の諸問題
- WebParserの「Download」機能の諸問題(r320)
- DynamicVariables上のいくつかの問題
- WebParserのマルチバイトを含むURLの問題
- NetIn/NetOut/NetTotalで正常な値が得られない問題
- FontSizeの不具合
- KeepOnScreenでの不具合
- アンチエイリアス関連の改善と修正
- RANDOM関数の修正
- WindowsのAeroテーマ上でのスキンウィンドウ表示に関する不具合
- ネットワークパス(UNC)が正常に機能しない問題
- CalcメジャーのRandom関数の不具合
- Registryメジャーの不具合
- Pingプラグインの不具合
- DynamicVariables設定時での一部不具合
変更
- 「LeftMouseUpAction」の挙動の変更(r320)
- ログファイルの文字コードがANSIからUTF-8へ
- ImageAlphaをImageTintに統合(r357)
- 相対座標のX/Y定義の中でも計算値が使用可能に
- SpeedFanプラグインで温度の単位が指定可能に
- @includeで指定するファイル名の中に[Variables]で定義した変数が使用可能に
追加
- コンテキストメニューにマルチモニターの設定が追加(r320)
- マルチモニター用に座標に関するいくつかの変数が追加
- WebParserに「DownloadFile」オプションが追加(r320)
- すべてのスキンをリフレッシュするコマンド「!RainmeterRefreshApp
」の追加
- ダブルクリックアクションの追加
- CPU使用量をコア別に取得できるように(r340)
- 詳細なログ出力のためのオプション(r340)
- 画像の透明度を定義する「ImageAlpha」の追加(r340)
- 全スキンリフレッシュのためのコマンド「!RainmeterRefreshApp」の追加
- Imageメーターに反転、回転を指定するImageFlip、ImageRotateが追加(r349)
- Imageメーターに色合いや透明度を変更するGreyScale、ImageTint、ColorMatrixが追加(r349)
- スキンウィンドウに対する4種類の新しいコマンド(r357)
- ストリングメーターに大文字小文字を切り替える「StringCase」オプション(r357)
- !RainmeterSetVariableの設定値に数式が対応(r357)
- スキンの読み込み順を定義する「LoadOrder」の追加
- 改行を表すビルトイン変数「#CRLF#」の追加
- Rainmeterがインストールされたドライブを表すビルトイン変数「#PROGRAMDRIVE#」の追加
- Rainmeter用インストーラー「Rainstaller」の追加
プログラム面以外の主な変更点としてはデフォルトスキンとして「Gnometer」がプリインストールされるようになりました。
(なお、「Tranquil」は今回のバージョンから取り外されました。)
また、大掛かりなスキン群のインストールに便利な「Rainstaller」という専用インストーラーが付属されました。
知識の少ないエンドユーザーでもこのインストーラーを使えば簡単に適切なディレクトリにそれぞれのスキン一式をインストールできるようになります。