2010 . 03 . 02

追加

（※1）ImageFlipでは画像が、HORIZONTALで水平反転、VERTICALで垂直反転、BOTHで水平垂直反転します。

ImageRotateでは画像の回転角度を定義します。

画像のW/Hを設定している場合には、回転される画像はそのサイズ内で収まるように再計算されます。

（※2）GreyScale=1で画像をグレースケースにします。

ImageTintはSolidColor同様に4つのパラメータ値からなり、その画像のRBGの各チャンネルの色を増減し、4つ目のパラメータ値で透明度が指定できます。

ColorMatrixは画像編集アプリでいうところの「チャンネルミキサー」に相当する働きをするものです。

ColorMatrix1からColorMatrix5までのキーがあり、それぞれ5つのパラメータがあります。

下がデフォルトの値で、元の画像の色のままになります。

ColorMatrix1=1;0;0;0;0
ColorMatrix2=0;1;0;0;0
ColorMatrix3=0;0;1;0;0
ColorMatrix4=0;0;0;1;0
ColorMatrix5=0;0;0;0;1

ColorMatrix1が赤、2が緑、3が青、４が透明度、５が補正値となっており、各パラメータは同様に左から赤、緑、青、透明度、補正値という並びになります。

各値をどのように動かせばどのように色が変化するかを、いくつかの例を挙げておきますので参考にしてみてください。

オリジナル画像（無設定）

グレースケール

ColorMatrix1=0.33;0.33;0.33;0;0
ColorMatrix2=0.59;0.59;0.59;0;0
ColorMatrix3=0.11;0.11;0.11;0;0

階調反転

ColorMatrix1=-1;0;0;0;0
ColorMatrix2=0;-1;0;0;0
ColorMatrix3=0;0;-1;0;0
ColorMatrix5=1;1;1;0;1

明度を上げる

ColorMatrix1=1;0;0;0;0
ColorMatrix2=0;1;0;0;0
ColorMatrix3=0;0;1;0;0
ColorMatrix5=0.5;0.5;0.5;0;0

コントラストを下げる

ColorMatrix1=0.5;0;0;0;0
ColorMatrix2=0;0.5;0;0;0
ColorMatrix3=0;0;0.5;0;0
ColorMatrix5=0.25;0.25;0.25;0;1

彩度を下げる

ColorMatrix1=0.65;0.15;0.15;0;0
ColorMatrix2=0.30;0.80;0.30;0;0
ColorMatrix3=0.04;0.04;0.54;0;0

チャンネルを入れ替える（BGR）

ColorMatrix1=0;0;1;0;0
ColorMatrix2=0;1;0;0;0
ColorMatrix3=1;0;0;0;0

セピアカラー

ColorMatrix1=0.393;0.349;0.272;0;0
ColorMatrix2=0.769;0.686;0.534;0;0
ColorMatrix3=0.189;0.168;0.131;0;0

モノクロ

ColorMatrix1=1.5;1.5;1.5;0;0
ColorMatrix2=1.5;1.5;1.5;0;0
ColorMatrix3=1.5;1.5;1.5;0;0
ColorMatrix5=-1;-1;-1;0;1

ポラロイド風

ColorMatrix1=1.438;-0.062;-0.062;0;0
ColorMatrix2=-0.122;1.378;-0.122;0;0
ColorMatrix3=-0.016;-0.016;1.483;0;0
ColorMatrix5=-0.03;0.05;-0.02;0;1

白色を透明度に

ColorMatrix1=1;0;0;-1;0
ColorMatrix2=0;1;0;-1;0
ColorMatrix3=0;0;1;-1;0

明度、コントラスト、彩度をColorMatrixの値に変換する変換式使って自由に画像色をコントロールすることも出来ます。

興味のある方はこちらに記事を参考に。

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