イタリアのグラフィックデザイナーFrancesco Vittoriosoさんの作品は、「もしも著名な芸術家が有名ブランドのロゴをデザインしたら」というコンセプトで創作したもの。
2005年から毎年開催されている視覚トリックのコンテスト『Best Illusion of the Year Contest』が今年も行なわれ、トップテンが発表されました。
以下、受賞に輝いた3作品を紹介します。
「世の中には2種類の人が存在する」というようなコンセプトで公開されている『2 Kinds of People』というサイト。
左右2種類のイラストで人の行動や趣向などをアイコン化して比較しており、言葉では説明できませんが何となく分るような微妙な表現がユニークです。
カリフォルニアのデザイナーPhilip Tsengさんが製作したイラストは、ベストな食べ物の組み合わせを描いたキュートな作品。
販売サイトiam8bitにてプリントの販売もされています。
ドイツのSkullmappingというプロジェクションマッピングを手掛けるチームが行なったのは、レストランで調理を待つ間にお客さんを楽しませるとこをコンセプトにしたユニークなインスタレーション。
テーブル上に小さなシェフがプロジェクションマッピングによって現われ、料理を作るというユーモラスな内容です。
スペインの画家Cinta Vidalさんの作品は、重力という概念から解き放たれた街というコンセプトで描かれた不思議にして興味深い作品。
無重力というよりは「多重力」というべきなのか、とにかく見入ってしまう絵画です。
地下鉄に張ってあるポスターの落書きに習ってメイクを施してみた、というのはニューヨークのアーティストLydia Cambronさん。
何ともシュールとしか言いようがありません。
アイコンやロゴマークなどのデザインを手がけるスウェーデンのグラフィックデザイナーViktor Hertzさんが制作したのは、僅かに2コマであらすじを要約しピクトグラムでもって限りなくミニマムにデザインされた8つの名画のポスター。
起承転結の「起」と「結」だけを切り取り中身を大胆に省いた表現がユニークな作品です。
Tisha Cherryさんはいろいろな食べ物を素材にアート作品を公開しているアーティスト。
そんな彼女が得意としている作品がオレオを使って作る“オレオアート”なるもの。
インドのAnwesha Daolagupuさんが製作したポスターは、童話をモチーフにその頭文字となるタイポグラフィで表現された秀逸な作品です。