4100万画素という高解像度を誇るカメラを搭載したNokiaのスマホ“Lumia 1020”のプロモーションの一環により、映像ディレクターのPaul Trilloさんが制作した『NY 41X41』は、本機の優れたズーム性能を示すコンセプトで企画された興味深い実験的な映像作品。
ニューヨーク市内41ブロックに通る直線道路上で41枚の写真を撮り、それらを1ショット毎にズームしながら繋げていき、まるで無限にズームしていくかのような見せ方で巧みに編集された秀逸な作品です。
1分弱の映像ですが起点と終点では空の具合が異なることからも分るように、実際、深夜から夜明けにかけて断続的に撮影が行なわれたそうですが、それらの各ショットが実に自然に繋げられていることにより、空間的なズームに留まらずまるで時間をもズームしているかのような演出を実現しているように思います。