これまでコンセプチュアルなデザインの料理皿(マンガ皿、iPlate、FaceOn1など)をいくつか紹介したことがありました。
とりわけマンガ皿は反響が高く、“すげー!”とか“ほしー!”といったツイートをよく目にします。
“だったら作っちゃえば”、ということで先日たまたま海外のブログでこんなのを発見したので紹介したいと思います。
Kids Plates DIY - Oh Happy Day!
(こちらの記事では、専用の絵具を使って気軽に遊び感覚でお皿に絵を描こう、という趣旨でその説明をされています)
さて、必要なものは以下のとおり。
絵心のある方はいきなり描き始めてもいいのでしょうが、普通は下書きをした方がいいでしょう。
下書きはトレース用紙の上に、無ければ薄い紙などに描いていきます。
フリーハンドで描くもよし、好きなマンガのカットをプリントアウトして使うもよし、最終的に料理を乗せた時を想像しながらどういったものにするかを決めるのがポイントで、この辺りのセンスが完成品の善し悪しを決定することになると思います。
お皿は失敗してもいいように100均の安いもので始められた方が無難です。
下書きをお皿のサイズに切ったら、裏にひっくり返し線を鉛筆でなぞっていきます。
表の線が見づらいようなら窓ガラスにあてるなどするといいかもしれません。
(カーボン用紙があればこの作業は省略できますね)
お皿になぞった面をあてて、上からボールペンで線をなぞってトレースしていきます。
下書きのトレースが済んだらいよいよマーカーを使ってお皿に描いていきます。
描き終わったら完全に乾くまで24時間ほど乾燥させます。
この時点で失敗しても焼き付けを行なうまでは水やアルコールで洗い流せるとのこと。
乾燥し終わったら、余熱をせず常温の状態でお皿をオーブンに入れ、150℃の低温で35分間焼き付けます。
35分経ったらオーブンを切り、そのまま自然に冷めるまで放置しておきます。
そして、冷めたらオーブンから取り出して完成。
さて、マンガ皿に関して言えば最近では販売も行なわれているようです。
一枚2,980円 (税込)ということで、一般のお皿のように大量生産でないことを考えると頷ける値段なんでしょうが、一枚買って満足できるというものでもなく、4枚も揃えれば軽く10,000円を超えてしまうと言うことで、興味本位で購入するのはちょっとどうか、という方が大半なのではないかとツイートを見ていても感じます。
そこでひとつ、“『DIY』という選択肢もあるよ!”、という意味で今回の記事を紹介して見ました。
ポーセレン150マーカーは600円そこそこで手に入り、遊び半分でできる出費だと思います。
DIYのいいところは自分で作れば何だって題材にすることができるわけで、マンガのキャラをどう使おうがおよそ自分で作って自分で使う分には誰の文句も言われることはないでしょう。(著作権とか)
そして子供のいる家庭などではいっしょに遊びながら作るのも楽しいと思います。
売り物のようにうまくできなかったとしてもそれほどリスクはなく、少ないコストで楽しめる選択肢として興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。