世界の美術館の絵画を鑑賞できるバーチャル美術館として数年前にGoogleが立ち上げた『Google Art Project』がいつの間にか地味にリニューアルしていました。
所蔵コレクションは実に17から150以上に大幅増量、40カ国の美術館から3万典を超す美術品が閲覧できるようになっています。
もともとこちらのサイトのGUIデザインはコンテンツ自体がアートということもあってか、Google傘下のサイトの中では異色というほど洗練されたデザインでしたが、今回はこれにさらに磨きがかかったような感じで細部がリファインされていて、下のビデオでも判るようにタッチパネルでも操作がしやすいようなデザインの改善が見受けられます。
従来通りストリートビューを用いた美術館内のバーチャルツアーやスライドショーによる閲覧など、新しいGUIによって操作性もいい具合です。
Googleブランドということで検索機能にも抜かりはありません。世界マップから美術館をピックアップしたり、美術品のタイプでフィルタリングしたりすることも可能です。
以前は閲覧可能な美術館が少ないこともありあまり興味はありませんでしたが、今回のアップグレードによってデフォルトの“美術品ブラウザ”と言ってもいいほど内容の充実したものに成長したと思います。
また、デザイン的にも現在のトレンドを網羅した造りになっているので、Webデザインに興味のある方は覗いてみて損のないサイトです。