美大の卒業展にも出品されたこちらの作品は、日常のごく平凡な空間に風呂桶を持ち込み入浴している一枚と撮るという異色のセルフポートレートです。
他人の日常空間にリラックスした入浴風景が溶け込みながらも、まったく同化していないミスマッチ感が実にユニークといえます。
これがチープな合成写真ネタではなく(たぶん・・・そうであって欲しい)、正真正銘のパフォーマンスであることを前提で考えると実際の撮影風景などが目に浮かび、また違った面白さも出てきます。
ところで、なぜ“風呂”というチョイスなのか?
たぶん・・・、“それはお風呂がすきだから♥”、ってとこかも。