2009 . 09 . 20

Rainmeterアップデート情報 r223

Rainmeter-1.1-r223-32bit-beta.exe

Rainmeter-1.1-r223-64bit-beta.exe

修正

  • NativeTransparencyが有効の時、解像度などの設定変更でウィンドウの再配置が行われない問題

追加

  • プリインストールスキンのバージョンチェック(※1)
  • @includeステートメントの追加(※2)
  • 新しいマウスイベント(MiddleMouseDownAction/MiddleMouseUpAction)の追加


(※1)再インストールの際、デフォルトでインストールされているスキンがインストールしようとしているバージョンよりも古い場合に、新しいスキンに更新(上書き)するかどうかのダイアログが出ます。


(※2)「@include」は設定ファイル内に、他のファイルの内容を取り込めるというものです。

以下、簡単な例を挙げます。



上の例は[Variables]部分の内容を他のファイルから取り込む例です。

「@Include=」に続けてファイルのパスを指定します。複数のファイルから取り込みたい場合には「@Include2, @Include3」など重複しない名前を定義する必要があります。

ちなみにここでは、取り込むファイルの中身は以下のようになります。

[config1.txt]


[config2.txt]


この例では要するに、最終的に以下のようなカタチとなって設定が適用されることが分かると思います。



上では[Variables]を例にしましたが、もちろんその他にもメーターやメジャーの設定内容を部分的に他から取り込むようなことも可能です。


さて、ここで注意点をいくつか挙げておきましょう。

まず、「@include」は必ず何某かのセクション以下でなければならないということ、上の例では基本のConfigはもちろん「config1.txt」や「config2.txt」においても[Variables]というセクション名を省略してはいけません。

また、取り込むファイルの拡張子は何でもかまいませんが、当然ながら中身の内容がRainmeterの書式でなければ機能しないことはいうまでもありません。

上の例では「.txt」を使いましたが極端に云えば拡張子がなくても動作します。

ただし通常のスキンと同じ「.ini」とすると、通常のスキンのように扱われ紛らわしいのと、例えば上の設定でconfig1,2を「.ini」にすると「設定ファイルに一つもメーターがありません云々」というアラートが表示されることになるでしょう。


こういった理由からも、今後「@include」ファイルには何か特別の拡張子を付けるべきという方向になるかもしれませんが、今の所はまだ未定です。


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